ちょっといい話し
2008年3月15日
最近、「責任の取り方」としての「人間としての魂」に不信を感じてなりません...
そこで、こんな話しはいかがでしょうか?
確か?「山本周五郎先生」の中で《武士道》をえがいた作品だったと思います。
戦国の世の話しだったと思います。
城を攻めている時の場面での、「武士のありかた」を問答しているようです。
...「一人の武士(いつもノロマと馬鹿にされていた)が城を攻め入るとき、城門の前の橋から堀に「ドボーン」と、落ちてしまいました。このままでは、仲間達は敵方の見張りに見つけられて全員総崩れになるのは目に見えていた。ところが、堀に落ちた武士は水面に浮かび上がってこなかった。その後、見張りに見つからずに総攻撃が行なわれ、見事城門を突破して落城させた..というお話。
仲間達も、不思議でならなかった。『何故だ?何故、浮かび上がってこないのか?』
仲間の一人が、「ドボーン」と、勢い良く堀に飛び込んで、探しに探した。その結果、その武士は、水底の石に両手でしがみついたまま絶命していたとのこと。
今風で言えば、「自己犠牲」とでも言うのですかね。
私風に言えば、《「武士道」を貫いた本物の武士》と、思うんですがね。
ここに、【睡蓮】を捧げます。
歴史には弱いんですが“武士”…好きですねぇ。
武士魂っていうんですかね、格好いいんで好きです。
揺るぎないっていうか、ビシッと芯があるというか。
「ふか~い話」もっともっと、しましょうか。
春華さんには負けますけどね。