私の指導する合唱団に、『Ensemble音の葉』があります。
2008年夏に、日本武道館で行われた「久石譲in武道館」で、
私は合唱指揮を担当させて頂きました。
これは、久石譲さんが宮崎駿監督と共にした25年間の創作の軌跡をまとめ、
ナウシカからポニョまで全9作品の音楽を一堂に集めたコンサートでした。
200人のオーケストラ、800人のコーラス隊を擁した大イベントで、
私にとっても深く記憶に残る仕事でした。
音の葉は、このコンサートに公募コーラス隊として参加された皆さんの中で、
歌を続けたいという気持ちを持った皆さん中心に生まれた合唱団です。
4人だった最初の練習から、紆余曲折を経て、早くも2年が経ちました。
今はより広い皆さんにも、輪が広がりつつあります。
このグループの爽やかな声と音楽性はとても好きです。
飲み会参加率だけはどの合唱団よりも高い。それが目下最大の長所でしょうか
ゆっくり成長していって欲しいと思っています。
HPリンクを張りましたので、ぜひご覧になって下さい。
http://otonoha2008.blog33.fc2.com/
月別: 2010年11月
Chorus Rejoicing
もう1週間以上経ってしまいましたが、
先日ここで紹介した、園-joyとのコンサート「Chorus Rejoicing」終了しました。
とっても楽しかった!やる気に満ちた皆さんで、
自由にやらせて頂きました。
演奏したのは、以下の5曲。
Yesterday once more
Amazing Grace
林光 『島こども歌』より
てぃんさぐぬ花
三村ぬ姉小達
J.Rutter All things bright and beautiful
私の場合、選曲は普段自分で行うことが多いのですが、
今回は全てメンバーの皆さんと指導者の土屋先生に選んで頂きました。
こういう方法は、知らない曲と出会ったり、
意外な作品を演奏するチャンスにもなるので、
わたしはとても好きなのです。
特に今回林光さんの、島こども歌は印象的でした。
沖縄のわらべうたの中でも有名なものでしたので、知ってはいましたが、
うちなーぐちを何度も読んだり、改めて楽しく勉強しました。
園Joyはいい合唱団です。みんな明るいです。
当日はすばらしい演奏をしてくれたと思います。
どんどんいろいろなことにチャレンジしていって欲しいです。
これからもどうぞよろしく。
ここではまだ詳しくは書けませんが相模原で土屋先生と
素敵な新プロジェクトも計画中です。
それについてはまたいずれ。
髙田三郎とプーランク
今週以下の演奏会に合唱団のメンバーとして出演します。
東京合唱協会というプロ合唱団で、
私は定期公演は初めて参加させて頂きます。
没後10年の高田三郎の珍しい作品、そして宮沢賢治。
仏の作曲家プーランクはとても好きです。
劇的ながら大変美しい音楽です。
東京ニューシティ管弦楽団 第71回定期演奏会
東京合唱協会20周年
髙田三郎 「五つの民俗旋律」~管弦楽のための~(日本初演)
髙田三郎 ソプラノ・バリトン・ナレーター・合唱と管弦楽のための「無声慟哭」
プーランク スターバト・マーテル
指揮/内藤彰
ソプラノ/百合道子
バリトン/清水宏樹
ナレーター/南美希子
東京合唱協会
東京ニューシティ管弦楽団
2010年11月12日(金)19:00開演
東京芸術劇場大ホール
料 金: S-\6,000 A-\4,500 B-\3,000 C-\2,000 R-\3,000
問合先: 東京ニューシティ管弦楽団事務局 チケットダイヤル tel.03-5933-3266
ぜひ。
ウルトラマン
先日、ウルトラマンの新作映画サントラの録音に行って参りました。
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』です。
ウルトラマンに関して、セブン、タロウ辺りで止まっているので、
今何なのか全く知りませんでした。
ゼロはセブンの息子だそうです。2世が活躍する時代です。。
勉強になりました。
著名なウルトラ戦士には、
ウルトラマン、セブン、A、タロウ、レオ、80、
ティガ、ガイア、レオス、コスモス、ネクサス、マックス、メビウス
とかがいるそうですが、M78星雲出身じゃない者、宇宙人じゃない者もいるそうです。
多すぎて理解するにはだいぶ時間が掛かりそうです。
映画の画面を見ながら、音楽を入れていきます。
作り手のこだわりが結集しているんだなあと関心でした。
久石譲in武道館の時にお世話になった内田さんが偶然担当で驚きの再会。
この方、楽しいです。
なんだか雰囲気の良い現場でした。
こうした映画やTVなどの音楽録音をよくさせて頂いていて、
合唱指揮を担当したり、ソロだったりいろいろです。
合唱を使ってくれるのはありがたいなと思っています。
12月23日公開です。ぜひ劇場に足をお運びください。
(とぜひブログに書いて下さいと円谷プロの方が言ってました)
白いうた青いうた
最近歌っている新しい曲に、「ライオンとお茶を」があります。
なんだかワクワクする素敵な名前のうたです。
これは、「白いうた青いうた」という曲集の中の1曲です。
「白いうた青いうた」は、谷川雁作詞、新実徳英作曲による二声の合唱曲集です。
作曲の新実先生には私も大変お世話になっており、
私の音楽仲間、合唱愛好家の中ではもうすっかりおなじみの曲集だと思います。
全3巻、53曲あり、3世代でうたう「平成の唱歌」というコンセプト、
お父さんが曲を書き、おじいちゃんが詞を付け、子供たちが歌う、
という願いのもと作らたんだそうです。
わが幕張ジュニアコーラスの願いそのものです。
皆なかなか楽しんで歌っているようです。
ふがっとかティラッタラッタとか、かけ声みたいな所、張り切って歌ってます。
この曲集は、108曲目指して書かれ続けましたが、
途中、道半ばにして詩人の谷川さんが癌で亡くなられました。
ぜひ歌い継いでいきたいなと思ってます。