ロッテのサブロー外野手(35)と渡辺正人内野手(32)が石垣島キャンプ休日の20日、練習休みを利用して沖縄県石垣市の『琉球真珠』を訪問。養殖真珠の核入れを行った。手術道具のような器具を使って真珠貝に穴を開け、真珠のもとになる「核」を植え付ける作業にサブローは「難しかったですね」と笑った。
核は順調に育てば2年後に真珠となり、全体の30%が商品としての価値を持つものになる。「うちのチームも1年後、2年後、いつも輝いているチームにしたい」。うまく真珠が成長すれば「日本一になって、喜んでファンにプレゼントしたい」と約束した。
巨人から出戻りの今季は、体質改善に取り組んでいる。1月中旬に分子栄養血液検査を実施。インスリン過多により疲労しやすいことを指摘され、炭水化物断ちしている。「石垣は焼き肉がおいしいのに、御飯が食べられない。米、大好きなのに」と苦笑する。
現在は昨季より3キロ以上軽い体重90キロ弱をキープ。「長い時間睡眠が取れるようになった」と少しずつ効果も確認している。アンチエイジングに励むベテランがチームを真珠のように輝かせる。