アーカイブ | 9月 2011

ロッテ・俊介、鷹狩り8回ピシャリ!

ロッテ・俊介、鷹狩り8回ピシャリ!
サンケイスポーツ 9月12日(月)7時51分配信
最下位からのスーパー下克上を目指し、渡辺俊は首位ソフトバンクを8回無失点に抑えた 
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最下位からのスーパー下克上を目指し、渡辺俊は首位ソフトバンクを8回無失点に抑えた (撮影・戸加里真司)(写真:サンケイスポーツ)
 (パ・リーグ、ロッテ1-0ソフトバンク、20回戦、ソフトバンク11勝8敗1分、11日、QVCマリン)キッチリとやり返した。心地いい千葉の海風に乗って、お立ち台からロッテ・渡辺俊の声が明るく響いた。
 「先に点をやらないことを意識して投げました」。ソフトバンク打線に前日10日、今季両リーグ最多の22被安打で18失点。「やっぱり投げるのは怖い。でも、自分の球を信じて投げないと勝負できない」と120キロ台の直球に90キロ台のカーブで緩急をつけ、8回無失点に抑えこんだ。
 六回に味方があげた1点を守り、今季7勝目をマーク。チームには9カードぶりの勝ち越しをもたらした。

ロッテ、攻守に精彩欠く 西村監督「つまらないミスが多すぎる

4回1死一、二塁から、この日5打点目となる左越え3ランを放ちベンチに迎えられる内川

●ロッテは攻守に精彩を欠いた。西村監督は「つまらないミスが多すぎる。攻撃陣も(好機を)ものにしないと、こういう試合になる」と厳しい口調だった。
●今季最多22安打18得点!ソフト70勝一番乗り
スポニチアネックス 9月11日(日)7時1分配信
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<ロ・ソ>4回1死一、二塁から、この日5打点目となる左越え3ランを放ちベンチに迎えられる内川
◇パ・リーグ ソフトバンク18―3ロッテ(2011年9月10日 QVC)
◆ともに今季最多となる22安打18得点の圧勝にソフトバンク・秋山監督は「よく打ったね。こんな打つのはなかなかないからね」と余裕の表情だった。

◆前日はわずか2安打だった打線に内川のバットが火を付けた。初回は先制中犠飛。3回1死二塁では左中間二塁打で2点目。4回1死一、二塁は左中間スタンドに飛び込む11号3ランを叩き込んで自己最多に並ぶ1試合5打点をマーク。「バッティング的にも試合展開的にも完璧ですね」と自画自賛した。

西武・雄星、粘投4勝!「野手に感謝」

菊池は粘りの投球で4勝目
●西武・雄星、粘投4勝!「野手に感謝」
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菊池は粘りの投球で4勝目。一戦ごとに自信をつけていく(写真:サンケイスポーツ)
●(パ・リーグ、西武7-4ロッテ、18回戦、ロッテ11勝7敗、8日、西武ドーム)注目左腕の西武・菊池は7回8安打、4失点(自責3点)。苦しみながらも4勝目(1敗)を手にした。
●「野手の方に感謝です。序盤の4失点は簡単に返せる点数ではないですから」
●一回は2三振を含む3者凡退も、二回は味方の失策も絡み2失点。1点をもらった直後の三回は二死から3安打、1四球でさらに2失点。投げた7回で3者凡退は2度しかなかった。「相手の攻撃を3人で終わらせていたら、リズムもよくなったと思う」と要所で走者を出す内容を反省した。

ロッテ:唐川で球団通算4000勝




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7回無失点で9勝目を挙げた唐川(左)と、球団通算4000勝の記念のボールを手に笑顔を見せる西村監督

◆西武0―2ロッテ(7日・西武ドーム) 唐川は歓声を浴びて勢いよくマウンドを駆け降りた。7回2死一塁で片岡を見逃し三振に仕留め、リリーフ陣へ完封リレーのバトンを渡した。「先輩方が積み重ねてきた、節目のところで投げて勝てて良かった」。チームの連敗を6で止める7回4安打無失点の力投で、球団通算4000勝のメモリアル白星だ。
●立ち上がりからボールを低めへ丁寧に集めた。6回1死一、二塁のピンチでも、一発の怖い中村をワンバウンドのスライダーで空振り三振。「前回(登板)よりもコースに投げられて調子は良かった」。今季最多の132球は、手応えたっぷりの内容だった。

内海、ハーラートップ&自己最多タイ14勝

◆内海、ハーラートップ&自己最多タイ14勝!G左腕42年ぶり最多勝見えた
6回1失点で自己最多タイとなる14勝目を挙げた内海
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6回1失点で自己最多タイとなる14勝目を挙げた内海
◆中日3―5巨人(6日・ナゴヤドーム) 巨人では42年ぶりとなる快挙が迫ってきた。内海が6回6安打1失点で、自己最多タイの14勝目。最多勝争いで2位の広島・バリントン、中日の吉見に2差をつけた。タイトル獲得なら、G左腕では1969年の高橋一三以来、3人目となる。打線は2回に阿部の適時二塁打で先制し、3回にはラミレスが17号2ラン。貯金を再び3とし、原監督が言うところの“5割”復帰だ。