アーカイブ | 10月 2011

ロッテ“お家騒動”でサブロー呼び出すカネ出せるの?

巨人・大村のユニホーム姿もあとわずか?「大事な選手」という清武GM(右)だが

●巨人・大村のユニホーム姿もあとわずか?「大事な選手」という清武GM(右)だが…(写真:夕刊フジ)
フロント2トップの事実上の解任と、重光昭夫オーナー代行(56)の“生え抜き呼び戻し発言”に揺れるロッテ。日を追うごとに混迷の度が深まっている。

●今季限りで退任する石川晃球団運営本部長(50)は3日、都内で開かれたプロ野球実行委員会に出席。終了後、報道陣に囲まれたが「ロッテはオーナー代行のチームですから、その方針に従うだけです。あれこれ言える立場ではありません」と多くを語らなかった。果たして、その胸中はいかばかりか。

●前日には、重光代行が「今年出ていった人で、呼び戻せる人は呼び戻したい」と、交換トレードで巨人に放出した大村三郎(ロッテでの登録名はサブロー)らの再獲得に動くことを示唆。放出を主導した瀬戸山球団社長(58)と石川本部長を公然と批判した。

重光オーナーが、現フロント陣に対する痛烈批判を行った。

ロッテ トレード承認したオーナー代行の考えを覆した背景
試合前のベンチで話し込む(左から)重光オーナー代行、新社長に就任する中村氏、西村監督

<ロ・日>試合前のベンチで話し込む(左から)重光オーナー代行、新社長に就任する中村氏、西村監督
●ロッテの重光昭夫オーナー代行(56)が2日、千葉市内の球団事務所で現フロント陣に対する痛烈批判を行った。

●サブローは勝負強い打撃で、2度の日本一に貢献。選手会長としてもリーダーシップを発揮していたが、フロントは若手の台頭を理由に生え抜きのベテランを6月29日に巨人・工藤との交換トレードで放出した。

●「最終的に(トレードの話が)上がってきて“それはまずいんじゃないの”と。生え抜きの選手会長だし、それはおかしいと。編成の強い要望があって、私もそこまで野球を知ってるかと言われるとそうではないので。2、3度戻して(決まった)」とオーナー代行は当時の状況を説明した。

ロッテの重光オーナーは就任会見で爆弾発言を連発した。

重光オーナー代行(左)と、就任会見した中村家国新球団社長
●重光オーナー代行、サブロー放出「間違いだった」…ロッテ
拡大写真 重光オーナー代行(左)と、就任会見した中村家国新球団社長
●ロッテの重光昭夫オーナー代行(56)は2日、新フロント陣の就任会見で爆弾発言を連発した。今年6月にトレードで大村三郎外野手(35)を放出した編成方針を「間違いだったと思う」と批判。さらに「呼び戻せる人は呼び戻したい」と、サブローの再獲得を熱望するような発言も飛び出した。21日付でロッテ本社顧問だった中村家国氏(66)が球団社長、球団の事業本部総務部長の林信平氏(50)が内部昇格して球団運営本部長に就任することを発表した。

ソフトバンク独走V2!

パ・リーグ優勝、歓喜の輪の中、胴上げされた秋山監督
秋山監督、名将の業!ソフトバンク独走V2!
スポーツ報知 10月2日(日)8時2分配信
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パ・リーグ優勝、歓喜の輪の中、胴上げされた秋山監督
 ◆西武0―3ソフトバンク(1日・西武ドーム) 秋山監督がかつての本拠、西武Dで6度舞った。優勝マジックを1としていたソフトバンクは西武に快勝。2年連続、1リーグ時代を含め17度目(ソフトバンクとしては2度目)のリーグ優勝を飾った。レギュラーシーズン、交流戦をともにぶっち切りでゴールテープを切った指揮官は、前身のダイエー時代の03年以来となる8年ぶりの日本シリーズ出場に向け、11月3日から本拠地・ヤフーDでクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに挑む。

佑ちゃん、5回2失点も救援陣崩れ6勝目消える

日本ハム先発の斎藤佑樹。5回2失点でマウンドを降りた佑ちゃん、5回2失点も救援陣崩れ6勝目消える
サンケイスポーツ 9月30日(金)22時3分配信
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日本ハム先発の斎藤佑樹。5回2失点でマウンドを降りた=QVCマリン(写真:サンケイスポーツ)
 (パ・リーグ、ロッテ5x-4日本ハム、22回戦、10勝10敗2分、30日、QVCマリン)日本ハムは先発したドラフト1位・斎藤が5回を投げ、8安打を浴びたものの2失点の粘投。勝ち投手の権利を得てマウンドを降りたが、救援陣が崩れて6勝目はお預けとなった。試合は九回裏、守護神の武田久が打たれ、サヨナラ負けを喫した。