アーカイブ | 2015年9月3日

ロッテ・角中、大谷攻略の先制2ラン


ロッテ・角中、大谷攻略の先制2ラン
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 「初回の2ランがもったいなかった」。日本ハムの大谷が思わずそう口走るほど、出はなをくじくには十分すぎる一発だった。ロッテの角中が先制2ランを含む2安打2打点の活躍で勝利に貢献。2試合連続で零封負けを喫していた相手エースを攻略する一撃に「同じ相手に何回も負けるわけにはいかない」とチームの思いを代弁した。
 試合前の打撃練習。バットの握り方を微調整したことで「(ボールを)バットにうまく乗せていた感じがあった」と快音を連発した。試合前のスイングで得た確かな手応えを一回の第1打席で結実させ、伊東監督も「カク(角中)の一発で試合の主導権を握った」とたたえた。
 クライマックスシリーズ(CS)進出に向け、チームは西武と熾烈(しれつ)な3位争いを繰り広げている。「ここからが本当の勝負」と角中。ロッテにとって、負けられない戦いが続く。