アーカイブ | 5月 2016

伊東監督9回8点「最初から打って」爆勝15点

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  • 伊東監督9回8点「最初から打って」爆勝15点
  • 9回表ロッテ1死満塁、左前に勝ち越し適時打を放つ井口
  • <楽天8-15ロッテ>◇5日◇コボスタ宮城
  •   ロッテが今季最多タイの18安打で15点を奪い、連敗を3で止めた。
  • ロッテ15点大勝 9回一挙8点逆転、井口決勝打
  •  8-8の9回1死満塁で代打の井口資仁内野手(41)が左前へ決勝の2点適時打を放った。楽天松井裕の初球を捉え、
  • 「甘い球を行こうと。チームの流れも来てました」と話した。
  •   6回以降で14得点。伊東勤監督(53)は「こんなに後半打つなら、最初から打って欲しいね」と言いながらも、連敗ストップに笑顔だった

(第9作)男はつらいよ「柴又慕情」

9(第9作)男はつらいよ「柴又慕情」

  • (吉永小百合);<公開72.08 >ほら見なよ、あの雲が誘うのよ、それだけのことよ。
  • 世間的には大人気らしいのだが、個人的には吉永小百合に親しみも畏敬の念も抱かない。
  • マドンナとしても、 それほど光っているとは思えない。むしろ珍重すべきは二代目おいちゃんの松村達雄の軽みではないだろうか。
  • また、最初に歌子たちと寅が出会うまでの流れも秀逸。
  • しかし、例によって柴又で再会した後の展開は、 前半ほどには心を浮き立ててくれない。
  • トータルで見て、十分に面白いんだけどね。傑作と呼ぶには何かが足りない気がする。

(第27作)浪花の恋の寅次郎

27(第27作)浪花の恋の寅次郎

  • (松坂慶子);<公開81.08> 寅さんシリーズとしては標準的な出来の作品ですが、
  • よく見ると「とらや」の人々のアンサンブルが絶妙で、 横顔や後ろ姿でもしっかり演技しているのには感心しました。
  • 後のゴクミシリーズでは主役となる満男役の吉岡秀隆もこの作品から登場です。 マドンナの松坂慶子は当時20代半ば。とても初々しいのが印象的でした。

(第8作)寅次郎恋歌

  • 8(第8作)寅次郎恋歌
  • (池内淳子);<公開71.11>さくら、なくんじゃねえ、兄ちゃんはこれで幸せなんだよ。
  • シリーズ第8作。 親子の絆をベースに話が進む。旅芸一座とのやりとりから始まるのが実に良い。
  • 旅先での粋な寅さんから一転故郷に舞い戻って庶民に溶け込めず再び旅へ。博の母親が亡くなってお通夜の席でのやりとり。
  • 志村喬が第一話に続き登場。「生きる」を思い起こすような場面である。 建前と世間体を気にした寒々とした父子の会話。
  • 本音を言うほどに場違いになってゆく寅さん。 渥美清と重厚な貫禄を示す志村喬の組み合わせはやはりみどころ

(第7作)男はつらいよ「奮闘篇

7(第7作)男はつらいよ「奮闘篇」

 

  • (榊原るみ);<公開71.04>夏になったら鳴きながら、必ず帰ってくる、あの燕さえも、故郷恋しを、唄っているのでございます。
  • シリーズ第7作。 いよいよ松竹映画の金看板となって、山田洋次=渥美清のコンビが冒険を試みたと感じている作品。 マドンナ役の榊原るみは、知的障害を持つ女性。
  • 感動的な出会いのシーンから、徐々に狂い始め、暴走状態に入ってゆく寅さん。
  • 寅さんの常人と外れた部分を感じさせ、ひやりとさせられる場面がかなりある。
  • そして最後はいつもの寅さんに戻って、というオチ。その寅さんと同等のウエイトで故郷・葛飾柴又「とらや」の人達が描かれている。
  • 冒頭、故郷の暖かさを懐かしむシーンから始まり、一時の平和と喧嘩。 しかし、ちょっとしたことに大騒ぎで心配する家族の姿に観客は自分の田舎を連想するに違いない。