アーカイブ | 4月 2016
(第6作)男はつらいよ「純情篇」
若尾文子);<公開83.07>思い起こせば旧年は、恥ずかしきことの数々、玄界灘波音を聞くにつけ、思い出すのは故郷柴又の春でございます、未練な寅とお笑い下さいまし。 あらすじ~長崎で出戻り女とその父の愛情あるやりとりを聞いた 寅さんは、故郷の柴又が恋しくなった。 その頃とらやでは、遠い親戚で和服の似合う美人.夕子が下宿していた。 そこへ寅さんが帰ってきて、夕子に一目惚れする。 一方、博の独立問題で博と社長.梅太郎がそれぞれ寅さんに相談したから大変。 話がこんがらがって大騒ぎ。結局、博は元のサヤに納まるが、 寅さんのお熱は日増しに上がっていく。しかし、別居中の夕子の夫が訪ねてきて はかない恋に終止符が打たれた。 寅さんが大人の恋を展開する哀しく滑稽なシリーズ第6作です。 原作・監督=山田洋次 マドンナ/若尾文子/ロケ地/長崎県五島列島福江島 <封切日>昭和46年1月15日
ロッテ・石川、粘り強く2勝目 西武戦6連勝に「たまたまです」
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ロッテの先発・石川は先制点を許したものの、要所を占める投球で7回1失点の好投。約1カ月ぶりとなる白星に「コントロールを意識して投げた。粘れたのは良かった」と相好を崩した。
3月29日の楽天戦で今季初勝利を挙げ、幸先の良いスタートに思われたが、4月上旬に首の寝違えでチームを一時離脱。汚名返上へ期する思いは投球にも表れた。
打撃好調な西武の4番メヒアには、多彩な変化球も織り交ぜて無安打に封じ込めた。「調子は悪かった」と本人は振り返るが、粘り強く投げる姿に伊東監督も「1点でよく抑えてくれた」とたたえた。
これで西武相手には6連勝。相性の良さに「たまたまです」と謙遜するが、相手に苦手意識を植えつけることは、白星と同じくらい価値がある。