<ロッテ4-5楽天>◇30日◇QVCマリン
ロッテは今季2度目の4連敗を喫した。
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4-2の9回、抑えの西野勇士投手(25)が代打アマダーに同点2ランを浴び、延長戦に持ち込まれた。最後は11回に大谷が代打島内に決勝打を打たれた。
ロッテ スタン、6勝目へ万全 腰は心配なし「試合で貢献するだけ」
ロッテのスタンリッジが26日のオリックス戦(京セラドーム)で6勝目を狙う。
前回登板となった18日の西武戦(西武プリンス)は右腰を痛め1回で降板。キャッチボールやダッシュで汗を流した右腕は「腰の状態は良くなっている。張りはあるけど、マッサージや治療を受けてきた」と万全を強調した。
週末の3連戦には涌井、石川の2本柱が先発しており、当面は週明けの3連戦初戦という大事な一戦を任される。「いいスタートを切るためには重要な試合だが、2、3戦目も大事。任された試合で貢献するだけ。ストライクを低めに集めていつもの投球をするだけ」と平常心で臨む。
ロッテの涌井秀章投手が24日、楽天戦(コボスタ宮城)に先発、9回を11安打2失点で完投し、楽天・則本昂大とのエース対決を制した。今季3度目の完投勝利で、自身8勝目を飾った。
ロッテは2回に1死三塁から鈴木がレフトへ犠牲フライを放ち、先制に成功する。だが、直後の2回裏、涌井は1死満塁のピンチを招き、島内のライト前安打で同点に追いつかれ、続く藤田の二ゴロの間に三塁走者が帰り、逆転を許してしまった。
だが、ここから粘った。3回を3者凡退とすると、4回は2死一塁から島内を三飛に打ち取って無失点。6回と7回は先頭打者を出塁させたが、いずれも次打者を併殺に打ち取り、二塁を踏ませなかった。
涌井の粘投に応えるかのように、7回に奮起する。1死からデスパイネの左中間ソロで同点に追いつくと、今度は2死から鈴木のライトへのソロ弾で逆転に成功。
8回にもマウンドに上がった涌井は、3番ペレスから始まるクリーンナップを3者凡退とし、1点リードを死守。9回に2死一、三塁と逆転の走者を背負ったが、最後は島内を打ち取って白星を手に入れた。