ロッテ41歳井口 5号3ランで通算1000打点到達「悔いなく」
◇パ・リーグ ロッテ6―4オリックス(2016年9月1日 QVCマリン)
ロッテ・井口が、豪快なアーチでメモリアルの数字に到達した。3回1死一、二塁で左中間に5号3ラン。あと1に迫っていた通算1000打点を達成した。
史上44人目の大台。「ホームランで決められてよかった。長くやっていれば、これぐらいの数字は、ね」と笑顔で振り返った。
試合前には40歳のサブローが引退会見。12月で42歳となる井口も「同じ年代の選手が去っていくのは寂しい」と話した。自身は来季も現役続行の見込みだが、「自分も決して(引退は)遠い話じゃない。残りの野球人生を悔いなくやりたい」と力を込めた。この日の一発が、09年から在籍するロッテでの100本目。通算250号にも王手をかけた。「1000打点はまだまだ通過点。250号も今季中に打てるよう頑張る」。大ベテランは意気軒高だった。