ロッテが伊東勤監督(54)に来季続投を近日中に要請することが4日、分かった。チームは首位・ソフトバンク、2位・日本ハムに大きく離されながらも3位につけ、2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出が濃厚。球団が理想に掲げる「勝ちながら選手を育てる」という重責は引き続き、伊東監督の手腕に託されることになった。
現在、韓国ソウルに滞在中の重光昭夫オーナー代行(61)の強い意向によるもので、球団は早ければ、5日からの北海道(旭川、札幌)遠征中にも来季続投を正式要請する。1年契約とみられ、伊東監督もコーチ陣の「待遇改善」など条件は秘めながら、受諾の方向だ。