(第19作)寅次郎と殿様 12月19 (真野饗子); ボケ老人と紙一重の殿様を大真面目に演じる嵐寛寿郎のおかしさ(亡くなる3年前の作品です!)と、 表向きは従順だが、裏では要領良く立ち回っているであろうと思われる執事吉田の三木のり平の怪演で、 マドンナの真野響子がすっかり霞んでしまった作品ですが、楽しめます。 夢のシーンは、嵐寛に因んで鞍馬天狗!吉田義夫の新撰組との対決です。