(第27作)浪花の恋の寅次郎 12月27 (松坂慶子); 寅さんシリーズとしては標準的な出来の作品ですが、 よく見ると「とらや」の人々のアンサンブルが絶妙で、 横顔や後ろ姿でもしっかり演技しているのには感心しました。 後のゴクミシリーズでは主役となる満男役の吉岡秀隆もこの作品から登場です。 マドンナの松坂慶子は当時20代半ば。とても初々しいのが印象的でした。