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(第21作)わが道をゆく

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  • (木の実ナナ);<公開78.08 > レビューに失恋三連発男に、寅の発作的な改心、寅の恋愛話と盛りだくさんの内容で、楽しい。 シリーズ中でも指折りの大作といえるのではないか。 茶の間でとらやのみんながそれぞれの抱いていた夢を語るところや、 レビューが終わって誰もいない観客席で放心して座っている寅と武田鉄矢など、印象に残るシーンも多い。 しかし、木の実ナナに迫られると怖いと思うのは私だけだろうか?人気シリーズ「男はつらいよ」の第21弾。 さくらの幼馴染みである踊子・奈々子に夢中になった寅次郎は、浅草国際劇場へ通い詰める。 そんな折、九州で知り合った青年が寅を頼って上京してくる。

 

(第18作)寅次郎純情詩集

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  • (京マチ子);<公開76.12 >寅さんがホラまたホの字。
  • 新春にひらく高嶺の花。二輪!美しい母娘との出逢い!久びさ車寅次郎の青春譜! 寅さんシリーズはどの作品にも味わいがありますが、
  • この「純情 詩集」も忘れ難い。旅の一座に歓迎される寅さんも貫禄十分。その 一座が演じる芝居でのセリフ「人間はどうして死ぬのでしょう」。
  • この言葉に寅さんはやがて直面しなければならなくなります。 寅さんでなければ田舎芝居になってしまうシーンです。

(第16作)葛飾立志篇

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  • 樫山文枝);<公開75.12 > 清新さが溢れた名作。恋愛というよりも、ギャグのネタとしてしか機能していないように見えて、 実は深く考えさせる内容を込めた「学問」騒動の方に重点が置かれているので、ジメジメしたところがほとんどない。 多分シリーズ中唯一、寅が正月も家にいるとさくらに話すところや、大学生に扮した寅と源公の爆笑バイなど、 本筋とは離れたところの見所も多い。

(第13作)寅次郎恋やつれ

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  • (吉永小百合);<公開74.08 > マドンナ吉永の二回目の登場だが、彼女と再会するまでの騒動が無類に愉快で楽しい。
  • 旅先での他愛もない話を聞かせるいわゆる「寅のアリア」が絶妙で、何回見ても(聴いても)飽きない。
  • マドンナ登場以降は、第9作と似たようなやりとりが待っているだけで、それほど心躍らない。
  • しかし、歌子と父との和解の場面は感動的だ。しかし、吉永を引っ張り出すためだけに殺された歌子の亭主がかわいそうだ。
  • ちなみに二代目おいちゃん松村達雄はこれで見納めである。もうしばらくおいちゃんとして出て欲しかったと思う。

(第11作)寅次郎わすれな草

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  • 浅岡ルリ子 ;<公開73.08 >ほら、逢っている時は何とも思わねえけど分かれた後で妙に、思い出すひとがいますね。
  • そういう女でしたよ、あれは。 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 出演: 渥美清, 浅丘ルリ子 監督: 山田洋次 浅丘ルリ子演じるリリー3部作の第1作。
  • (浅丘ルリ子は第48作「寅次郎紅の花」にも登場しますので、本当は4回出演していますが、最終作は別格なので、 やはりリリー3部作と呼んだ方が良いと思います。
  • 昭和48年の作品なので、 寅さんもリリーもとらやの人々も皆若いです。
  • 最後、リリーは寿司職人の毒蝮三太夫と結婚して、寿司屋の女将さんに納まりますが、 初恋の人は寅さんかなとか「この旦那より本当は寅さんの方が好きなんだけど。」
  • とあっけらかんというリリーは、 やはり寅さんシリーズの華ですね!