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寅次郎サラダ記念日

寅次郎サラダ記念日
(第40作)
寅次郎サラダ記念日 ~(三田佳子); 葛飾柴又生まれのテキ屋“フーテンの寅”の活躍を描いた、渥美清主演で贈る傑作人情映画のシリーズ第40作が待望のDVD化! 小諸の駅前で知り合った老婆に気に入られ、楽しい一夜を過ごした寅だったが、実は彼女は、不治の病に侵され、余命いくばくも無かったのだ。そのことを知りつつも自分が長年連れ合いと住み続けたこの家で最後を迎えたい、と願ってもいた。しかし、結局この物語の最後、老婆は小諸病院で亡くなる。そのことで女医の真知子先生は自分を責め続けるのである。第10作「夢枕」で伊賀の為三郎のはかない最期のことを聞いた寅はこの世の無常と旅の生活の哀しみをつくづく思い知らされるのだが、今回も寅にとっては、自分の人生に照らし合わせて考えざるを得ない「人生の最期」の問題が突きつけられている。

寅次郎物語~(秋吉久美子)

寅次郎物語~(秋吉久美子)
(第39作)
寅次郎物語~(秋吉久美子); この作品を見て、山田洋次監督と秋吉久美子の相性の悪さを感じました。秋吉久美子演じる隆子は、化粧品を売りながら旅するセールスウーマンで、陰のある女だけに、上手く描けば「あじさいの唄」のいしだあゆみのような印象的な役柄になったのにと残念です。美保純がこの作品を最後に寅さんシリーズから引退してしまったのも寂しいです。

知床慕情~(竹下景子)

知床慕情~(竹下景子)
(第38作)
知床慕情~(竹下景子); この作品は、竹下景子が出演した三作の中の最高作であるばかりではなく、「男はつらいよ」シリーズの中でも最高傑作の一つではないかと思います。特に三船敏郎の頑固な老獣医と淡路恵子のスナックのママの恋物語、それを取り巻くすまけいの”船長”ら心優しい知床の人々がとても良かったです。一時、元気を無くしていた「男はつらいよ」シリーズもこの38作「知床慕情」以降、元気を取り戻した感じです。

寅さん記念像」

京成柴又駅前広場の寅さん記念像
●わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。(第1作)
●思い起せば旧年は恥ずかしきことの数々、玄界灘の波音を聞くにつけ思い出すのは故郷柴又の春でございます未練な寅とお笑い下さいまし。(第6作)
●夏になったら鳴きながら、必ず帰ってくるあの燕さえも、ふるさと恋しを唄っているのでございます。(第7作)
「写真は京成柴又駅前広場の寅さん記念像」

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花〈特別篇〉


男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花〈特別篇〉
第25作)ハイビスカスの花 (浅岡ルリ子)(リクエスト第1位) 第25作目をリニューアルした特別編で,寅はリリーのことをこう言う「オレとこの女は生まれたときから運命の赤い糸で結ばれているんだよ、なあリリー」 今回のマドンナは浅丘ルリ子。過去の名シーンが登場するほか、CG合成した寅さんなどが登場。浅丘ルリ子さんが2回マドンナ役で登場ということで、寅さんシリーズの代表作です。明るいマドンナ役の浅丘ルリ子さんが赤いドレスを着て、寅さんの恋心に火をつけます。何度見ても、当時の新鮮な気持ちが蘇えります。男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花〈特別篇〉 出演: 渥美清, 浅丘ルリ子 監督: 山田洋次