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第2作:続.男はつらいよ

第2作:続.男はつらいよ

第2作:続.男はつらいよ~(佐藤オリエ) ; 男はつらいよ第2作。第一作目から何と3ヶ月足らずで作られた続編。マドンナ役は佐藤オリエ。東野英治郎扮する寅さんの恩師の娘として登場します。
この作品は寅さんが未だ見ぬ「瞼の母」を探すエピソードです。
葛飾と京都で物語が進みます。寅さんが入院するのも珍しいですが、その医者に扮しているのが山崎努。そして「さしずめてめぇインテリだな」とい名セリフもこの山崎努に対して吐かれます。
寅さんは、このころは非常にワイルドといいますか元気がよくトラブルを巻き起こします。東野英治郎扮する恩師と酒を酌み交わすシーンが度々登場しますが、これが非常に良いです。おかしくてジーンとくる作品でした。  

第1作:男はつらいよ~(光本幸子)

第1作:男はつらいよ

第1作:男はつらいよ~(光本幸子) ; 本作は第一弾として、監督、役者、スタッフの作り手の熱気が強く伝わってくる作品なのである。
妹のさくら(倍賞千恵子)、義弟のヒロシ(前田吟)が若く驚いた。 また彼らのなれ初めも、本作の縦軸として展開され楽しめた。 印象的なシーンは、ヒロシと反目していた大学教授の父親(志村喬)が二人の結婚式に参列し、朴訥と語るスピーチのシーンは感動的であった。 そして何よりうれしいのは、寅さんが若くワイルドで躍動的なのである。最期に追加で好きなシーンは、御前さまの笠智衆が記念撮影の際に「バター、バター、」繰り返しつぶやき、さくらに「それはバターではなくチーズですよ」と笑いながら訂正されるシーンも大好きなシーンです。

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花〈特別篇〉

第25作:ハイビスカスの花
第25作:ハイビスカスの花 (浅岡ルリ子)(リクエスト第1位) 第25作目をリニューアルした特別編で●寅はリリーのことをこう言う「オレとこの女は生まれたときから運命の赤い糸で結ばれているんだよ、なあリリー」 今回のマドンナは浅丘ルリ子。過去の名シーンが登場するほか、CG合成した寅さんなどが登場。浅丘ルリ子さんが2回マドンナ役で登場ということで、寅さんシリーズの代表作です。明るいマドンナ役の浅丘ルリ子さんが赤いドレスを着て、寅さんの恋心に火をつけます。何度見ても、当時の新鮮な気持ちが蘇えります。男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花〈特別篇〉 出演: 渥美清, 浅丘ルリ子 監督: 山田洋次

「渥美清こもろ寅さん会館」

寅さん
「渥美清こもろ寅さん会館」は、寅さんファンと渥美清氏、松竹(株)、山田組そして信州・小諸の温かい人情がひとつになって実現した記念事業てす。当館の館長が渥美清氏や山田洋次監督との30年以上にわたる親交を通じて譲り受けた貴重な映画関係資料や秘蔵写真等は、なんと数千点におよびます。渥美清氏を招いた平成7年6月のオープンから、平成17年には開館10周年を迎え、山田洋次監督や倍賞千恵子さんも招き、記念イベントも行いました。平成8年の渥美清氏の逝去後に、政府から贈られた二つとない「国民栄誉賞」も、ご遺族から当館へ寄託されました。これまで、ほぼ毎年リニューアルを行い、そして平成10年の中2階の増築と共に、「山田洋次の世界」を新設、ファンの要望に応えるべく展示内容も充実させて参りました。文化功労者にも選出された山田洋次監督の「男はつらいよ・寅次郎サラダ記念日」(シリーズ第40作、小諸が舞台)などの寅さんシリーズをはじめ「幸福の黄色いハンカチ」「キネマの天地」「学校」シリーズから、小諸のとなりの佐久・望月でも撮影された時代劇作品「たそがれ清兵衛」に続き「隠し剣鬼の爪」など、代表作品から話題の最新作品まで詳細に紹介してあります。

男はつらいよ「望郷篇」

男はつらいよ「望郷篇」
男はつらいよ「望郷篇」
●渡り鳥でも、古巣はある男、寅さん故郷恋し
●あらすじ~早トチリでおいちゃん葬儀の用意までして大騒ぎする寅さんの元へ、昔世話になった竜岡親分の重病報せが届いた。早速札幌へ見舞うが、別れた息子に逢いたいと頼まれ、やっとの思いで探し出すが彼は決して会浦安の母娘二人暮らしの豆腐屋で働くのだった。そして、娘の美容師.節子に思いを寄せ、一生豆腐屋で働こう決心した日、実は節子に結婚の約束を した人がいることを知らされる。 寅さんが地道に働こうと努力するおかしくも哀しいシリーズ第5作。
●原作・監督=山田洋次          
●マドンナ/長山藍子  
●ロケ地/千葉県浦安、北海道札幌、小樽   
●<封切日昭和45年8月26日>