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寅さん特集渥美清(アツミキヨシ)

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渥美清(アツミキヨシ) 1928年(昭和3年)東京市下谷区車坂町(現・上野七丁目)に生まれる。 本名は田所康雄(たどころ やすお) 終戦後、旅回り一座の裏方から、役者となり ストリップ劇場のコメディアンとして浅草の名門フランス座に出演。 結核で3年間の療養生活ののち認められてテレビ界に進出。 日本人にもっとも愛され続けた銀幕スター、渥美清。映画『男はつらいよ』の寅次郎を演じた名優と言えば、知らぬ者はまずいないであろう。何ともイイ味な風貌と情緒あふれる名演技は、我々の心をとらえて離さなかった。そして“定職に就かず、恋と旅に明け暮れる”という夢のようなライフを実践する寅次郎は、男にとって憧れそのものであったのだ。また渥美清は、かの有名な主題歌も歌っている。冒頭の「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」そして始まる「♪俺がいたんじゃ、お嫁にゃいけぬぅ~」。朴訥な歌声と泣ける詞世界が胸にグッと響き渡る。 男はつらいよシリーズは、昭和44年のこの1作から始まり、 27年で48作、作られ出演したマドンナは、36人います、後藤久美子が5回、 浅丘ルリ子が4回、竹下景子が3回、2回が吉永小百合、栗原小巻、大原麗子、松坂慶子、 この1作目のマドンナ光本幸子は、この後の作品にもゲストとして顔を見せています。  男はつらいよの楽しみ方として好きなマドンナの出演作品から見ていくのがいいと思います、 後藤久美子と浅丘ルリ子と吉永小百合は、つながりがあるので順番に見ていくほうがいいと思います、 そして何作か見て行くうちに、必ずこの1作目が見たくなると思います。  この1作目には、寅次郎の出生から生い立ちや、珍しいネクタイ姿や 雪駄じゃなく靴を履いてる姿など見ることができます、 何より寅次郎が若い(41才)櫻が若い(28才)、話は皆さんご存知の通りマドンナに 恋をして騒動を起こすというものだけど、 櫻のお見合いの場面や結婚式の場面は見ごたえありますよ。 見終えた後なんともいえない気持ちになる、 これは寅さんが好きな人にしかわからないかも知れません。 平成8年8月永眠享年68歳されまいた。寅さんありがとう!

山田洋次映画監督特集

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山田 洋次(やまだ ようじ、1931年(昭和6年)9月13日生まれ)は、大阪府豊中市出身の映画監督、脚本家、立命館大学映像学部客員教授。
川島雄三、野村芳太郎の助監督を経て、1961年に『二階の他人』でデビューする。 以降、『男はつらいよ』シリーズをはじめとする膨大な数の人情劇を、実に精力的に発表し、絶大な大衆的人気を誇る。
中国などでも、俳優・高倉健とともに日本映画界の第一人者としてよく知られている。 日本共産党を強く支持している。いわさきちひろ美術館理事。
作風は、落語等の影響を受けており、主に人間ドラマに焦点を当て、ユーモアとペーソスに溢れたものである1969年、『男はつらいよ』を発表。
その後27年間に全48作が製作される大ヒットシリーズとなり、国民的映画とまで言われた。
車寅次郎役である渥美清の体調が優れなくなってからは、甥の満男を主役としたサブストーリーが作られ、さらに渥美の病状が深刻になってからは、年2回作られていた『男はつらいよ』シリーズを年1回に減らし、満男の出番を増やして寅次郎の出番を最小限に減らす決断をするが松竹の経営事情などにより映画の制作は続けられた。第47作と第48作は、ドクターストップがあったものの無理に出演して貰ったものである。
1996年8月13日、「寅さんとのお別れの会」で弔辞を読んだ。
このように渥美とは長年いっしょであったものの渥美の家族や個人的な連絡先は知らなかったと言う。
知るようになったのは寅さんとのお別れの会に出席した後だと言う。
渥美の死去によって男はつらいよシリーズを失った4年後には大船撮影所が閉鎖され、監督としてメガホンを取る機会も減ってしまった。
近年ではロケ地に行くと「男はつらいよを何本でも作れそうだ」と語っている。大船撮影所が閉鎖されるまで、松竹の経営を支え続けた。

最終章男はつらいよ(第48作)寅次郎紅の花

48(第48作)寅次郎紅の花
(浅岡ルリ子);;(リクエスト第4位) 肝臓癌に侵された渥美清の体力の衰えは誰の目にも明白で、撮影現場にいた人は皆、 この作品が寅さんシリーズの最終作になると分かっていたのだと思います。 声に力が無く、普通に座っているのも辛そうな寅さんは痛々しかったです。 その中で、寅さんを看病し、その死を看取らんばかりのリリーの存在は大きかったのです。 ストーリーはもはや満男と泉が主人公になっていますが、二人の明るい将来が暗示され、 最終作にほっとするものを感じさせてくれました。合掌!米連続投稿(1-48作)終了します。ありがとうございました、~寅さん!

(第47作)拝啓車寅次郎様

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(第47作)拝啓車寅次郎様

(かたせ梨乃); 渥美清の体力の衰えが目立ってきた作品です。声に張りが無くなり、演じていること自体も少々辛そうでした。 いっそのこと、かたせ梨乃の絡みは全部省いて、小林幸子の売れない歌手との出会いだけにした方が良かったかもしれません。 一方、満男の恋人として登場した牧瀬里穂はとても生き生きとしており、もしこのシリーズが続いていたら、 泉と満男をめぐる三角関係の話が誕生したことと思います。江ノ電を見ると、いつもこの作品のことを思い出します。

(第46作)寅次郎の縁談

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(松坂慶子);;(リクエスト第3位) 松坂慶子が当時80歳代後半だった新国劇の大御所、島田正吾とタンゴを踊ったのが話題になった作品。 渥美清がまだ何とか声をさせる時代で、瀬戸内海の風景がとても印象的な作品でした。