(第45作)寅次郎の青春
(風吹ジュン); 個人的にはシリーズ中で最も好きな作品、それゆれにかけがえのない作品として最高の評価となる、 リリーを除けばシリーズ中で本作の風吹じゅん演じる髪結いこそ寅次郎にもっとも相応しい相手だろうとおもう。 夫としての寅次郎がもっとも納まりのいい場所こそ髪結いの亭主だろうと考えるからである。 「いまここで」あなたとふたりでと、正に現実を受け入れる幸福を歌った歌だとおもう。 しかし、寅の望むものはいつだって「いつかどこかで」なのだろう、それはやはり哀れだと思う、 劇中では微妙なニュアンスの演出が施されているがおそらく永瀬は風吹の子供という設定だと思う。 ロケ地は宮崎県の油津です。、
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(第43作)寅次郎の休日
(第42作)ぼくの伯父さん
(第41作)寅次郎心の旅路
(第40作)寅次郎サラダ記念日
(第40作)寅次郎サラダ記念日
(三田佳子); 葛飾柴又生まれのテキ屋“フーテンの寅”の活躍を描いた、 渥美清主演で贈る傑作人情映画のシリーズ第40作が待望のDVD化! 小諸の駅前で知り合った老婆に気に入られ、楽しい一夜を過ごした寅だったが、実は彼女は、不治の病に侵され、 余命いくばくも無かったのだ。そのことを知りつつも自分が長年連れ合いと住み続けたこの家で最後を迎えたい、と願ってもいた。 しかし、結局この物語の最後、老婆は小諸病院で亡くなる。そのことで女医の真知子先生は自分を責め続けるのである。 第10作「夢枕」で伊賀の為三郎のはかない最期のことを聞いた寅はこの世の無常と旅の生活の哀しみをつくづく 思い知らされるのだが、今回も寅にとっては、自分の人生に照らし合わせて考えざるを得ない「人生の最期」の問題が 突きつけられている。