(第28作)寅次郎紙風船

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(第28作)寅次郎紙風船
(音無美紀子); 全体的に物悲しさが漂っている印象が強い。
冒頭の同窓会の騒動や、死病にとりつかれた老香具師とその貧しい生活風景、
その未亡人との儚い恋愛……、オチのようだがオチになってない就職試験の結果など、
見ていてつらくなるようなエピソードが山を成している。
明るさをふりまくのは岸本加世子くらいだが、 彼女の境遇も決して能天気なものではない。
しかし、それでいて、心が温かくなるようなシーンもあって、 不思議な感じを受ける。決して駄作というのではない

(第27作)浪花の恋の寅次郎

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(松坂慶子); 寅さんシリーズとしては標準的な出来の作品ですが、
よく見ると「とらや」の人々のアンサンブルが絶妙で、
横顔や後ろ姿でもしっかり演技しているのには感心しました。
後のゴクミシリーズでは主役となる満男役の吉岡秀隆もこの作品から登場です。
マドンナの松坂慶子は当時20代半ば。とても初々しいのが印象的でした。

(第26作)寅次郎かもめ歌

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(伊藤蘭);;(リクエスト第5位) 後の「学校」シリーズにつながっているのだろう、
定時制高校の様子がメインテーマとして据えられているので、 いつもの寅の失恋話とは一味違う作品になっているが、
伊藤蘭の熱演もあり、シリーズ中期の佳作と呼んで差し支えない。 ちなみに満男役の中村はやと氏最後の出演作でもある。

(第25作)ハイビスカスの花

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(浅岡ルリ子)(リクエスト第1位) 第25作目をリニューアルした特別編で,寅はリリーのことをこう言う「オレとこの女は生まれたときから運命の赤い糸で結ばれているんだよ、なあリリー」 今回のマドンナは浅丘ルリ子。過去の名シーンが登場するほか、CG合成した寅さんなどが登場。 浅丘ルリ子さんが2回マドンナ役で登場ということで、寅さんシリーズの代表作です。 明るいマドンナ役の浅丘ルリ子さんが赤いドレスを着て、寅さんの恋心に火をつけます。 何度見ても、当時の新鮮な気持ちが蘇えります。 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花〈特別篇〉☆☆☆☆☆
出演: 渥美清, (浅岡ルリ子) 監督: 山田洋次

(第24作)寅次郎春の夢

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(香川京子); 今作品には、アメリカ人のゲストが出演してます寅さんと同じ、鞄一つ持つて、ビタミン剤のセールスで、 儲からない役です、今の日本人が無くしかけている人情に、ふれて一騒動もおきます。
 寅さんが振られる時は、寅さんのほうが察して、じっと耐えて、黙って去る旅に出るけれど、 別れは、昼の別れと、夜の別れがあるが、やっぱり夜の別れは寂しいね、さくらが可愛そうになる、
まだ昼間の別れのほうか゛明るくていい。今作品は夜の別れじゃない。