これは私の本棚の一部です。

私、マニアックなネタが好きなので、
持っている本の大半は、神話とか魔術とか心霊とかが多かったりするのね。
この危ないシリーズは２０年前くらいに発売されたものだと思います。
環境汚染や食品についての危険とか、ネタはたくさんあります。
何故、このようなものに興味を持ったのか、それは学生時代に遡ります。
国内国際時事と言う授業があって、新聞などから気になったことを議題に討論するのね。
その先生は特に原発について言及していて、
広瀬隆氏の『危ない話』を読みなさい、と。それで読んだわけ。
昨年の震災後の原発事故で皆がこぞって『原発反対』とか言いますが、
そう言った意味では、アクティブな活動こそしていなかったけど、
私は２５年来の原発反対者なのですよ。
高校生の時に見たアニメの『はだしのゲン』から、核兵器について調べ、
人間はとても恐ろしいものを作ったと、一時期人間不信のようになりました。
原子力の平和利用なんて有り得ないって思って来てた。
原発だけじゃない、環境汚染についてもです。
何を今更、そんなの承知の事実でしょ？　知らなかったの？とも思います。
この授業では、『偽物食品』についても勉強しました。
人工いくらの見分け方などね。
世の中には偽物、たくさん出回っているんですよ。
Facebookで、いやーな投稿を目にしました。
完全なるステルスマーケティングです。
健康や食に対して不安を煽って『自社製品の素晴らしさ』を誇張する。
非常に不愉快です。
食品添加物もしかり。
今から１００年とか２００年前は、農薬や食品添加物など使っていなかったでしょう。
それでも、今より平均寿命は短く、そして病気もありました。
自然の物だから安全、と言うのも、あまりに極端過ぎます。
これは、個人差（個体差）によるのだと思います。
ある人は健康を気遣っても癌になった。
またある人は、ジャンクフードばかり食べたけど、壮年でも健康だ。とかね。
どうだからこうなるってマニュアルじゃないんですよ。
QOLの問題。
加工食品が出回るこの世の中。
売る側は必死。
でも消費者は選択の自由がある。
０か１００ではなく、自分で選べば良いと思う。
挽肉は何が入っているか判らないから、自分でミンチしよう。
って考えは否定しません。
表示に偽装があるから信じられないって言ったら、どこのメーカーも信じられないでしょ？
じゃ、買って来た肉が安全って保証は何処にあるの？
ホルモン添加や化学飼料で育てられたものかも知れないし、
それこそ放射能汚染しているかも知れないでしょ？
あれこれ気にし過ぎていたら、完全自給自足しなくちゃいけなくなりますよ。
だから、大切なのはQOLです。
その中で、要らないものは排除し、許容出来るものは利用する。
医療が必要な場合は、なるべく受診する。
食を変えたから病気が治る保証はないのです。
健康食品会社は売る側なので『病気が良くなる』とも言うでしょう。
それは薬事法違反だし、常識的に考えてもおかしいことです。
冷静になって、選択しましょう。