今年度は”邪”の多く、例年よりも一層思いの込められた節分となりました。
さて、2月となると、子どもたちも一年のうちに多くのことができるようになっており、鬼退治のための豆も、皆で一緒に手作りしました。
節分てなに? 何をするの?
シアターや絵本の読み聞かせを行って、節分のなりたちを知ります。
真剣に見入る子どもたち……
「焼嗅……はっぱがチクチクしているでしょう? 焼いた鰯の頭、どんな臭いがする?」
指さきでちょんと柊の先を触れて、焼き鰯の臭いを嗅ぐ子どもたち。
「――くさい!」 (笑い声)
「鬼はこれを嫌がるから、軒先に飾ってお家に入ってこられないようにするんだよ」
それから、恵方巻。
歳神さまのある方角に向いて、健康を祈りながら食べる太巻き。美味しそうな恵方巻を一緒に作ります。
くるくると具とごはんをのりに巻いて……完成!
鬼――”邪”や”厄”を、豆を蒔くことで退散させ、柊の小枝と焼いた鰯の頭を門口に飾って鬼を寄付けず、恵方巻を食べて無病息災を願う。
「鬼は外! 福は内!」
子どもたちの元気な掛け声と共に、手作りの豆が鬼へぽこぽこと投げられます。
一生懸命豆まきをして、無事鬼を退けることができました。