第80回 DSヘルスケアグループ 代表・CEO 寒竹 郁夫 様

第80回 DSヘルスケアグループ 代表・CEO 寒竹 郁夫 様

DSヘルスケアグループ 代表・CEO 寒竹郁夫(かんたけいくお)

 

会社名 DSヘルスケアグループ
電話番号 [本社]043-213-7977
所在地 [本社]千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンD 棟17階
ホームページ http://www.dshg.jp/
事業内容 歯科・医科訪問診療およびサポート・歯科技工・企業向け歯科検針およびサポート

開業支援・事務代行・セミナー・研修・住宅介護支援・訪問介護・

通所介護住宅型有料老人ホーム運営・訪問看護・フィットネス 等

 

 

 

img_q1寒竹代表が代表として心がけている事を教えてください。


DS1
何と言っても、まずは「健康」です。
それから「常に明るく前向きに」。
心と身体の両方を鍛える事が大切です。

 

 

 

 

img_q2グループのシンボルマークの由来と、それに込めた思いを教えてください。


DSヘルスケアグループ_ロゴ

このシンボルマークをつくってから、もう20年近く経ちます。当時は歯科医療サービスだけを提供しているグループでした。
DSヘルスケアグループの発祥であり母体は歯科の医療法人です。今では「歯科・医科・介護のワンストップサービス」を提供するグループとなりましたが、グループの根源である医療の「十字」がメインシンボルとなっています。
そして、その十字を「星」に見立て、グリーンの「月(三日月)」と白抜きの「太陽」で「24時間健康を見守りたい」という意味を込めています。
また、寒竹の「竹」もモチーフとして使っていて、月(三日月)の部分は竹の断面を表しています。カラーがグリーンなのも、竹のイメージです。グループのファウンダーである私の苗字から、というのもありますが、竹は縁起の良い植物で、しっかりと大地に根を張り、すくすくと成長していきます。その姿をグループの成長に重ねました。

 

 

img_q3子供の頃の夢は「歯医者」と、ある記事で拝見しましたが、夢を叶え更に大きなグループに成長を続けている秘訣を教えてください。


父親が歯科医師なので、長男である自分は自然と「将来は歯科医師になる」と思って育ちました。私には弟がいて二人兄弟なのですが、両親の中にも「長男は歯科医師で跡継ぎ、次男は医師に」という考えがあったと思います。
実際その通りになりましたが、私が「跡継ぎ」となったかと言うと、少し違います。父の歯科医院を継ぐのではなく、自分で開業し、医療法人や株式会社を立ち上げ、事業を起こしましたから。おとなしい子どもだった自分からは、今の様子を想像できないでしょう。
なぜ今があるかと言うと、夢を持っているからです。
大学院で研究を続けるか、開業するかの選択で、最終的に開業を選んだ時「開業するからには、日本で一番大きな歯科グループをつくりたい」と決めたのが、最初の夢かもしれません。それから、常に夢を持って、それに向かっています。
経営者が現状に満足して止まってしまうと、組織が成長しなくなってダメになってしまいます。経営者は常に理想を高く持って、夢を追い続ける事。それが秘訣ではないでしょうか。

 

 

img_q4開業時に稲毛海岸を選んだ理由を教えてください。


DS2

最初は別の場所に開業する予定でした。物件も決めていたのですが、本契約の直前に、業者から稲毛海岸の物件を紹介されたのです。稲毛海岸というと、学生の頃に海水浴に行った場所、というくらいの印象だったのですが、実際にその物件を見てみたら大変ロケーションが良く、一瞬で「ピン」ときました。先の物件をキャンセルして、稲毛海岸に即決です。
場の持つ力というのがあると思いますので、そういうカンは大切だと今でも思っています。
場の持つ力にも関連するのですが、あと一つ大きな理由は「千葉」だという事です。
馬野周二さんと言う方が唱えている説に「経済は西から時計回りに発展する」という法則があり、西の横浜から、東京と
発展してきて、次は千葉だ、と。この先10年20年後は千葉が中心になるという読みから、千葉での開業を決めました。

 

 

img_q5毎日欠かさずに行っている事がありましたら教えてください。


ウォーキングです。距離にして5~6kmを1時間10分のペースで歩くウォーキングを、雨の日でも雪の日でも、毎朝の出勤前に必ず行っています。
海岸沿いや川沿いを歩くコースなのですが、走るのや自転車とはまた少し違い、ただ「歩く」というのが良いのです。
勝海舟は弟子を連れての散歩が日課だったそうですが、自分も「歩く」事を日課にしてみると、それが分かる気がします。歩いているといろいろな事が閃きます。勝海舟も歩きながらいろいろな発想が膨らんで、歴史を動かすような大きな事ができたのではないかと思っています。

 

 

img_q6地域活性化に必要な事は何だと思われますか?


地域住民と一体化する、という事です。何をするにしても、地域住民の理解・賛同が得られない事は上手くいきません。
地域活性化と言えば、MICE機能を持つ海浜幕張にIR(統合型リゾート)を誘致しようという計画があります。これには、私たち幕張新都心に拠点を置く企業経営者らが中心となって活動をしていますが、頭ごなしに資本を投入するのではなく、地域住民の方々と一体になって進めていく事を第一としています。
実際にIRが誘致できたら、その利益は東京湾の環境改善対策など、有益に使う事ができます。外貨を得る仕組みができる事のメリットも大きいでしょう。そのために地域の方々が不安に思う事を一つひとつ丁寧に解決して、一緒に取り組んでいきたいと思っています。

IRによって地域を活性化させるためには、多くの人が関わる仕組みをつくる事が大切ですので、企業もコンソーシアム形式(特定の目的のために複数の企業等が集まって形成される共同事業体)で取り組むのがベストだと考えています。
海浜幕張にIRができたら、と考えるとワクワクしませんか。千葉は海も山も温泉もあり、食べ物も美味しい。東京ディズニーリゾートや、成田空港、羽田空港、東京へのアクセスも良い。東京からは日本中どこにでも行ける。
皆で一体となって叶える価値のある「夢」だと思っています。

 

 

img_q7幕張のお勧めスポットを教えてください。


DS3海浜幕張のホテル群のレストランやラウンジは、仕事の会食などで利用するのに重宝しています。落ち着いて話ができるし、価格帯やロケーションも用途に合わせて選べる幅があるのも良いところです。
少し稲毛寄りですが、最近できたオーシャンテラスには家族で行ったりします。こういう雰囲気のお店がもっとできてくるとさらに良いですね。

 

 

 

 

img_q8寒竹代表にとって幕張はどんな街ですか、またこれからどんな街にしていきたいですか?


DS5 可能性を秘めた力強い街です。
これからは明確に新都心として位置付けて、国際化、医療、観光の拠点になるように、と考えています。
海浜幕張にはイオンなど全国区の企業からベンチャー企業まで、活力のある企業が揃っています。経済基盤を強固にして、IR誘致で世界中から人が集まる街となったら、まずは観光産業です。
そして、自分は医療人ですから、やはり医療を充実させていきたいという思いが強くあります。地域の方々への医療の充実はもちろん、来日する方に向けた「メディカルリゾートエリア」として、日本の高度な医療技術とホスピタリティを活かした街づくりができればと思います。

 

 

img_q9次にご紹介頂く社長『ビィー・トランセホールディングス株式会社 代表取締役 吉田平様』の「ここがすごい!ここが魅力!」を教えてください。


同じビル(幕張テクノガーデン)の10階に会社があり、IR誘致活動に一緒に取り組んでいる同志です。
「日本一“あいさつ”を大切にするバスとタクシーのグループ会社」というキャッチフレーズで有名ですが、様々な事にチャレンジする、アイデア豊かで目立ちたがりのユニークな社長です。

 

 

 

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幕張テクノガーデン17階の会議室に通して頂くと、そこには海浜幕張を見渡せる素晴らしい景色が!その景色を見て緊張がMAXになっているマクスタッフの元に寒竹代表が登場。ご挨拶をさせて頂いた後、取材は代表室でやろう!とおっしゃってくださいました。
代表室へ通して頂き、取材を始めるとマクスタッフはすぐに寒竹代表ワールドに吸い込まれて行きました…
寒竹代表のお話しを聞いていると「幕張」はまだまだ可能性を秘めていて、もっともっと面白い街になる事が確信出来ました。寒竹代表の頭の中には面白い幕張が既に出来上がっていました。幕張について、ご自身についても気さくに沢山お話しをしてくださいました。(ここでは書ききれない位の面白いお話しも沢山ありました!)
幕張の方なら誰でもが目にしたことのある、グリーンのシンボルマークの訪問歯科診療車。シンボルマークの由来も伺ったので、ぜひご覧ください。
寒竹代表、お忙しい中取材をお引き受け頂きありがとうございました。

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