会社名 | 株式会社かねたや家具店 | |
電話番号 | 043-296-1211 | |
所在地 | 千葉県千葉市美浜区ひび野1-7 | |
ホームページ | https://www.kanetaya.com/ | |
事業内容 | 家具・インテリア・ホームファッション・生活雑貨などの販売、法人向けオフィス家具・設計・施工 |
萩原社長が社長として心がけている事を教えてください。
まず第一にお客様ですね。お客様に向いているかどうかを大切にしています。次に、お客様に直接関わるのは社員ですので社員が働きやすい環境づくり。そして、お取引り先き様です。商品を仕入れて販売しているのでお取り引き先様にとっても、よい貢献ができているか。最後は会社として利益を上げることです。利益を上げて千葉県に貢献すること。以上の4つを常に心掛けています。
御社のロゴや社名の由来を教えてください。
昭和29年の11月に新小岩にかねたやをオープンしました。そこから千葉の都賀に移り千葉を中心に展開し、最近は、茨城・埼玉・西東京にも店舗を増やしています。千葉のみでなく今後は関東一円にも店舗を増やしていきたいと思っています。
ルームデコという名前は2000年の市川店のオープンより、かねたや家具からルームデコという名前に切り替えました。ルームは部屋、デコはデコレーション。家具は部屋に置くだけのものではなくお部屋をコーディネートした自由空間を提供したいという先代の社長の思いからルームデコという名前をずっと使っています。
お客様をおもてなしする上で大切にしていることを教えてください。
お客様の要望をよく聞くことですね。家具を買う方は、イメージを持って買いに来る方と、イメージがぼんやりした状態で買いに来る方がいらっしゃいます。後者のぼんやりしているイメージを明確にしていくようなお手伝いができるように、弊社では3Dシュミレーションサービスや図面を見ながらお手伝いしています。
お客様の要望を引き出すことによって信頼関係を築くことが大事ですね。ただ家具を勧めるのではなく、家族構成によってもライフスタイルが変わるのでそれに合った家具をお勧めしています。
御社で今、力を入れていることを教えてください。又、今後力を入れていきたいことがあれば教えてください。
最近は、幕張メッセの催事を強化しています。2017年4月には東京ドームのプリズムホールでも催事を開催します。幕張メッセに限らず今後は色々な地域で展開していきたいです。
あと、商品は国内の一流ブランドもそうですがそれだけでなく我々がデザイナーと組んでオリジナルデザインの物を海外で作って、いいものをお安くお買い得な形でお届けできるような商品開発に力を入れていきたいです。
国内なら1つ作って1つ仕入れて1つお届けすればいいのですが海外から仕入れをすると、海を渡ってくるので、船の容積ごと買わなくてはいけないんです。そうなると、会社としては在庫のリスクが高まりますが、リスクを負うことによっていいものがお安く、我々も開発できてそれに適正なお値段をお付けすることによって、国内で作るよりも半分の値段で提供できます。輸入は20年位前から取り組んでいますが、ここ3年くらいはメーカーさんがデザインしたもので我々に合うものを仕入れしています。我々が欲しいもの、お客様が望むもの、トレンドのデザインを我々から発信して海外の工場とタッグを組んで制作して、我々がリスクを負って仕入れることによっていいデザインでいい品質の物が良い価格でお届けできるというところに力を入れています。
そして、家具だけでなく自由空間をお勧めできるように、内装のリフォームを含めてご提案できるようにしたいです。今後戸建てが減りリフォーム・リノベーションの時代になっていくと言われています。その時にただ気に入った家具を買うだけでなくその家具に見合った壁や天井などのデザインといった、空間をまとめて提供できるようにしていきたいですね。
家具屋さんで家具を購入するメリットはなんですか。
近年の家具業界というのはファストファッション的でコーディネート型と言われています。その中でも家具屋で家具を直接購入する際のメリットとしては家具の知識が違います。対面で対応することで購入後のアフターケアなどができ、人が関わることで生まれる付加価値が大切だと思っています。我々が催事に力を入れている理由は、販売員やメーカーさんとお客様が直接関わることでなぜこういう家具を作ったのかという作り手の思いが伝えられるという点があります。
地域活性化に大切なことは何だと思われますか。
地域のイベントなどにみんなが関われるような、地域のお祭りなどを続けていくことですね。私は生まれが浦安なのですが、今でもお祭りに行くと幼馴染と再会したりします。昔と違って人や地域の関わりが減っているなかで、そういった地域の人たちが楽しめるイベントに我々企業がお手伝いすることで盛り上げていけたらと思います。
私が家族でよく行くのは、ベイタウンにあるLa Cuisine de KAZU(ラキュイジーヌドゥカズ)さんです。他には幕張のちむさんに行きます。ここはとにかく日本酒のレパートリーがすごいですし、お魚も安くておいしいですね。あとは、スペインバルCalaMontjoi(カラモンジョイ)さんもたまに顔を出します。
お酒を飲むのが趣味なので、幕張で飲むことも多いです。
萩原社長にとって幕張はどんな街ですか。また今後どんな街にしたいですか。
元々が銀行員だったのですが、25歳の時に家具業界に入りました。かねたやで働き始めたこの時に幕張店の初代店長をしていました。2005年4月にオープンした時から幕張に関わっています。幕張は商売を教えてもらった自分の原点です。
2017年2月から、かねたやルームデコの新社長になられた萩原社長。家具の主な仕入先であるベトナム・中国・タイ・イタリア・ドイツなどの国の家具の展示会にご自身が毎年足を運ばれています。ネットでも簡単に家具が買える昨今、家具屋さんで家具を買うということがいかにメリットがたくさんあり、今後の生活に役に立つか。ぜひとも店員さんやメーカーさんの思いを聞いて家具を選ぶきっかけになっていただきたいと思いました。
萩原社長ありがとうございました。
One thought on “第84回 株式会社かねたや家具店 代表取締役社長 萩原 優 様”