コラム 06 歴史ある画材店

今回のパリ旅行の目的の一つに、絵画に関する雑学、見聞を広げたいという思いがあり、勿論、遊びが一番かもしれませんが、折角ならパリならではの情報を蓄えたいと計画しました。
●店舗として、そう大きくないのですが、一流画家(例えば、ピカソもかつて、常連だった)も利用する、世界的に有名な画材店に行ってみたいと、思もったこと。
●ボザール(美術大学)の門をくぐって、学生気分に浸って、若返って見たかった。
●沢山のギャラリィーが並んだ通りを見学して回ること。
●不世出の天才、レオナルド・ダ・ビンチの芸術の視点を知りたい。
●お洒落な喫茶店で、休憩、美味しいコーヒーを楽しむ。(実はトイレが少なく、上手に利用したい。)ということでした。
セーヌ川沿いで、ボザール付近、オルセー美術館のある通りに、”セヌりエ”という120年の歴史を持つ画材店に行き、日本の油絵の具では、発色がなかなか出せない色があり、それを使ってみたいという思いがありました。お店は、日本に比べ暗く、商品も雑然と並べられ、国内の大手量販店の品揃え、展示、価格、商品知識はともかくとして、接客、何をとっても日本の販売店のほうが上のような気がしました。それでも欲しい品物が無いと止むを得ません。絵の具3本、筆、墨筆、を購入。一応満足。帰りは、”芸術橋”を渡って、ルーブルから、コンコルド広場へ向かい、銀ぶらならぬ、シャンぶらをして、喫茶店で、軽い夕食。買ったばかりの筆を出して、感触を楽しんでいました。気分はすっかり画家(?)
写真は、”店舗”とお店の”案内リーフレット”

reiko

生涯の友として、絵を描いています。 絵の中に入れるひと時が、時間を忘れさせてくれます。

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