コラム 07 思わずにっこり、珍しい看板

ギャラリィー・ラファイエットの前の通り、オスマン通りを西へ向い、シューベルトの暮らした家ということで、探していました。その時、ふと見つけた看板です。SONYの看板が目に止まりました。パリの電気屋さんに取り付けられた、看板です。SONYがYNOSと普通の状態とは逆につけられていました。主人の話によると、20数年前、大賀元ソニー社長がソニー秋葉原ビルを建築した時、SONYの看板をつけるときに、上から下に読み下がるのは、縁起が良くないから、下から上に昇ってゆくようにと看板をYNOSと、取り付け今でもそうなっています。そのことが遠くパリの電気屋さんの看板までそうなっていることに、びっくりし、驚き、カリスマ社長のご威光に感心。アルファベットの世界ででも、そのような看板を付けるとは、日本での登り竜の縁起感覚ではなく、『面白い看板が付いている』といった感覚でした。

reiko

生涯の友として、絵を描いています。 絵の中に入れるひと時が、時間を忘れさせてくれます。

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2 Responses

  1. 日本の“縁起”が海外でも使われていると
    いうのはスゴイですね~
    (・・・パリのお店の方はこの意味を分かって
    逆に付けているのですかね?
    とても気になるところです・・・)
    下からYNOSでもすぐにSONYと分かって
    しまうところもすごいですよね~
    SONYの威力です!!

  2. れいこ より:

     ブランド力を磨くという点については、故ソニー盛田会長は特に意識されていたそうです。世界戦略の最初、アメリカで、日本企業で一番早く五番街に日章旗を掲げ、NYに株式上場しています。
     一方、プレイスポット・オーランドのディズニーワールドでは、25年も前からソニーブースを設け、ソニー製機材を使用し、観客参加型喜劇で、映画やTV製作の実演をし、子供たちに夢を提供しているそうです。

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