幕張のオリジナルグッズ屋さんのブログ

缶バッジマグネットタイプは売れている商品カテゴリのひとつです。缶バッジとしてではなく実用的なメモを挟むグッズとして人気になっています。この磁石には色々な種類がありまして、フェライト磁石やラバー磁石を始め、ネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石といったものまであります。

この聞きなれないマグネットは他のマグネットよりも強い磁力を持っていますので小さな個体でも大きなものを吸着したり固定したりできます。最近では銀色のマグネットをよくみますが、これがネオジム磁石なのです。割と小さいものが多いですがかなりの磁力を持っているのが分かるかと思います。

ただ缶バッジという性質上あまり高価な磁石を用いてもその分販売価格が高くなってしまいますので、弊社ではフェライト磁石とマグネット磁石を缶バッチに採用しています。32mm、38mm、44mmの大きさの缶バッジにはフェライト磁石を使い、57mm、76mmにはラバーマグネットを使っています。

ちなみに32mmの缶バッジマグネットはこちらになります。

缶バッジに使っている磁石がどれだけ強いのかをテストをしてみました。

この三角形の缶バッジマグネットはフェライト磁石を使っていて、コピー用紙を5枚挟んでいますが、コピー用紙は落ちたりしていません。5枚挟めればかなり実用的ではないかと思います。

こちらはラバーマグネットでのテストです。同じくコピー用紙を5枚挟んでいますが大丈夫でした。こんなふうになるべく価格を安くしてしかも実用的なものを作るためにテストしながら素材を探しています。

缶バッジマグネットについてはこちらで詳しく書いています。

缶バッジのマグネットタイプの磁力、品質の違いを知りたい方必見！一般的な磁石との違いは？

缶バッジというと丸い形しかないと思っている人が多いようですが私どもの会社では色々な形状の缶バッジを扱っています。丸型以外の缶バッチを私どもでは「異形状」と呼んでいます。やはり丸形が一般的ですのでそれに対して異形状と呼んでいます。

その異形状の中でもハート型の缶バッジは大変良く売れています。アパレル関係や雑貨店にも当社が製造したハート型缶バッチは流通していますのでお店で目にしているかもしれません。ハート型はその形から女性に受けがいいですね。あとは女性向けのイベントなどで利用されています。色々な雑貨でハートの形をしたものがありますがやっぱり見ていてかわいいなと思います。

缶バッジのハート型はこちらより購入可能です。

ハート型の缶バッジは結構作るのが難しいといいますか、缶バッジをプレスする時に失敗することも多いので、他の缶バッジ業者様では「2割～3割、多いと半分位は失敗するよ」なんて言われることもありました。当社でも失敗は1割程度あったこともありましたが、現在ではほとんど失敗がなくなりました。これは缶バッジの金型やパーツの見直しをしてなるべく失敗がなくなるように努力したからなのです。

当社でも失敗が多くなってきた時にご注文を停止して、製造の不具合について研究を重ねてきました。大体缶バッジのプレスのどこで失敗するかを把握しまして、それに対し金型を改良し、また、パーツの方も見直しをしました。その結果として安定してハート型の缶バッジを製造することができました。

他の業者様ではここまでやるところは少ないかと思います。他の業者様ですとパーツの供給元から供給される金型やパーツをそのまま使って、そのまま製造しているようですので失敗分も含めて販売価格としています。そのため割高となってしまいます。その点、当社では失敗が少ない分、安定的に製造できる分、価格をお安くすることができました。

同じハート型の缶バッジでも当社ではコダワリを持って製作しています。

2月に入り暖かい日が時々やってきましたね。もうしばらくすると春一番が吹いて春の足音がどんどん近いづいてくるかと思います。

暖かくなってくると車で何処かへ出かけたくなったり、バイクでツーリングに行きたくなったりしますね。車、バイクにつきものといえばステッカーです！車のフロントやリアウインドウをみると皆さんお気に入りのステッカーを貼って走っているのをよく見かけます。また、バイクのタンクやサイドなどにもメーカーのロゴが入ったステッカーが貼ってあります。

弊社ではこのような車やバイクに貼れるような屋外耐候性バツグンのステッカーを作っています。よくあるのが、他のお店でステッカーを作ったらすぐに色が褪せてしまったとか、水に濡れたらボロボロになってしまったということです。これは、本来屋外用途ではないものを作ってしまったということになります。

弊社では、屋外用はステッカーで屋内用はシールとして販売しています。先の例でいいますとステッカーではなくシールをお店に勧められてそれを車に貼ってしまったということですね。お客様もそうですが、時々業者様でもよくわからずに本来おすすめするのとは違うものを販売してしまっているようです。

お客様におかれましても、まずどこでステッカーやシールを使うのか想定するシーンをお話いただければ最適なものをおすすめさせていただきます。

ステッカーがオリジナルで作れるサイトはこちらになります。

こちらでもステッカーの印刷をしています。

弊社は事業を開始して幕張に移転して20年近くになります。正確には18年になり、その前にも千葉市で事業を行っていました。店舗は持たずにインターネットを通じてオリジナルグッズの製造販売を行っております。缶バッジ、ステッカー、キーホルダーなどの小物雑貨と呼ばれるようなグッズを中心に製造しています。具体的にはお客様のデザインを用いてこれらのグッズに印刷・名入れしてお客様の元へお届けしています。

缶バッジはノベルティグッズの中では一番売れている商品で弊社の売り上げの中でも多数を占めるほどになります。アニメキャラクターの缶バッチはお子様に、ゲーム関係の缶バッジは大人の方を中心に多く流通しているようです。

缶バッジといいますとアメリカで発祥したノベルティですが、今や日本国内で大ブームとなってきました。アメリカでは古くから選挙の時には候補者の名前が入った缶バッジを大量に作って選挙運動のノベルティとして利用されてきました。その後に、飲料メーカーや食品メーカーなどが商品のおまけとして使ったり販売促進のグッズとして使ったりしていました。

日本では東京オリンピックの後から販促用として使われるようになりました。「たけし」とか「はなこ」といったひらがなの名前の「お名前缶バッチ」が原宿や渋谷などで売られていたのが有名ですね。

でも、缶バッジが一大ブームを巻き起こしたのはごく最近の話なのです。それによって私たちのような缶バッジ製造業者が沢山できてきました。そんな中で私たちも事業を続けられてきたことには感謝しております。

缶バッジはこちらからどうぞ。