前の記事で紹介した”ワタシのランニング人生を変えた本”
『BORN TO RUN』
この本の説明にはこうある
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この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
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キーワードは2つ
『走ると足を痛めてしまいがち。。。』
『裸足で日々長距離を走っている部族は全く足を痛めていない』
我々が固定観念として持っていた【シューズが足を守ってくれる】という認識を根本から覆す内容です。
簡単にいうと『ニンゲン本来の走り方を考えてみよう!』ということです。
例えば。。。
◇クッション性の高いシューズが出てきたのはここ40年程度
◇その前はクッション性の少ない履物で誰もが走っていた。
◇シューズを履かずにコンクリートの上を走ると、どのような走り方になるだろう。
ヒトは獲物を長距離走って捕えることで大きく進化したと言われています。
そんな我々のカラダは本来走るコトに適応した構造になっているはず!!
裸足で走るというコトはニンゲンが進化して得た『走りの構造』を再確認するというコトに繋がると考えられるわけです。
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ここで出てくる走法は大きく3に分けられ、その区分は『着地方法』で分類されます
1ヒールストライク:カカトで着地する
2ミッドフットストライク:足の裏全体で着地する
3フォアフットストライク:足の前方で着地する
まず大きく異なるのは
1のカカト着地では『着地の衝撃がそのまま膝や股関節に大きく伝わる』のに対し
2&3の着地方法では『足の裏のアーチ構造で衝撃をある程度吸収する』という点です。
確かに裸足になり、ある程度のスピードを出して走ろうとすると『ヒールストライク』では着地が痛くてできない。。。ということは容易に想像できます。
そもそもそんな”出来もしない走り方”を過去のヒトがしていたのか?ということに疑問があります。
走るコトに適した進化が『裸足で走って痛い走り方』であると考えづらいのではないでしょうか。
直立2足歩行を始めて400万年。
その長い時間をかけて進化し続けたヒトの体構造をもっと効率的に使いこなしていきたいものです。
>>次回:フォアフットラン(ミッドフットラン)を試してみて。の記事を書きたいともいます。
2 thoughts on “ヒトの走りの為の進化 〜膝が痛くならない着地とは〜”