1枚の写真が出来るまで

プライベートフォトです♪
29日は東京ドイツ村に行ってきました。

奥さんの誕生日という事で、休みにしました♪
芝桜を見て、ドイツビール飲んで、手作りの愛妻弁当を食べて、
バドミントンとフリスビーやって、久々に夫婦で1日ゆっくりできました。
そんでもって夫婦フォトをぱしゃり。

いいロケーションがあったので撮ってみました。
初夏の雰囲気でいい感じ♪
重いベンチを運んで、
不安定な木の枝にカメラを置いてタイマーで…大変でした(笑)
余談ですが、1枚の写真(作品)を創り上げるまでは、様々な行程があるのです。
おおまかに・・・
1、撮影して(カメラとレンズ選び)
2、1を編集(補正)して(イロ選び)
3、2をプリントして(紙とインク選び)
4、3を展示して(空間と額選び)
同じ写真でも、それぞれの段階で写真が生まれ変わって、表現の幅を広げられます。
大げさに言えば、表現次第で伝わる事、伝わり方が変化し、見てくれる人の解釈もかわっていきます。
僕は仕事では1と2、たまに3までしかやりませんが、カメラマンの”イロ”を写真に写し込めるのが1と2、
その”イロ”をさらに引き出すのが3と4かなと思います。
気が向いたらまた詳しく書こうと思います(笑)長くなりそうで怖いですねw
上の写真に関しては、
85mmというレンズを持っていったので、
そのレンズでしか撮れない風景を探して、三脚もリモコンもないからカメラを置く場所も考えて撮りました。
その時の条件で撮れるベストな状況を見つけます。
撮る時には明るさ、色、背景をどれくらいボカすかを考え設定します。
タイマーを使うと表情を硬くするので、ギリギリにポーズを伝えて撮りました。
編集の時には・・・
傾いていた写真の水平を正して、
くすんでいたので全体の彩度をちょっと上げて、
真っ白だった空を暗くして雲と青空を生き返らせて、
緑と青の明るさと鮮やかさを調節して、
木とベンチの影を少し取り除いて、
木漏れ日感と初夏のイメージにしたかったので、全体に緑を足して完成しました。
他にももう少しいじったけど、ヒミツです(笑)
仕事の時も毎回こんな感じで1枚1枚調節をしています。
今回は奥さんとの写真なので、いつも以上に張り切っていますが(笑)、
そうとはいっても仕事では毎回数百枚の作業・・・作品づくりは時間がかかります。
お客さんが見ることができるのは、完成した1枚の写真ですから、
編集前の写真と見比べる事は出来ないからわからないけど、
どうせなら自分が出来る範囲で、納得が出来る物を見せたいですよね。
手は抜けません。
編集(加工)に否定的な方もいます。
僕もカメラを始めたときはそうでしたが、
元々の画像が持っている、見えていなかった良いところを引き出す編集は良いと思います。
合成や修正など、ウソをつく編集は好きではないですが。
カメラだけでは限界があります。
カメラでは写し出せない、僕の見ている世界を表現できて、他者と差別化できるのが編集の良いところですね。
写真を撮るまで、そして人に見せられるまでは裏側で地味〜なことをやっているのです♪
また今度、たまにはマニアックな話をしようと思います。気が向いたらね(笑)
堅苦しい話は終わりにして、
最後に、小さな動物園があったのでその写真で締めたいと思います。



カモの鼻って貫通してるんですね!!!びっくりしたから載せちゃう!
明日、土曜日(昼間)の撮影も受け付けています。
詳細は前回の記事でどうぞ♪
今年は土曜だけ空いてるけど、毎年GWって意外とヒマしてるのです。笑

投稿者:

atsushi suzuki

freeway-photo     鈴木 厚史(atsushi)  1988年3月生まれ。2010年開業   千葉県の幕張を中心にフリーフォトグラファーとして活動しています。   メインはブライダル。  そのほかキッズ・カップル・家族などの人物撮影を得意としています。  イベント撮影や広告用撮影も承ります。  カメラ講座や料理撮影も少々。    『気軽に頼れるカメラマン、あっちゃん』を目指しています。  まずはお気軽にご相談ください。      【今という一瞬を、一生の想い出に】  【自由なやり方で、自分らしい道を、まっすぐに】  そんな想いで活動しています。    Mail: atsushi@freeway-photo.com   このブログでは主にブライダル以外の撮影のことを書いていきます。

“1枚の写真が出来るまで” への2件のフィードバック

  1. 素敵なツーショット
    ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
    奥様おめでとうございます❤︎

  2. YOSHIKOさん☆
    2人で1日中ゆっくり出来たのは久々でした♪
    天気に恵まれていい一日でした^^

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