ぷちしあわせ

それは毎日大切にしていること。
この話したことあるかな???
久しぶりに思い出したので書いてみようかな☆

その日あった、ちいさないいこと。
それがぷちしあわせ。
3年くらい前から、毎日考えるようにしてる♪
ちいさなことでも、幸せと思えれば、
本当に幸せになれて、ハッピーな毎日になる。
一種の自己暗示かな。
バカらしいと思われるかもしれないけど、
これがすごくてさ。

小さなことに感動できるようになったり
身の回りの風景に対して敏感になれたり
楽しいときは思いっきり笑うし
悲しいときは、泣けるようになった(笑)
ストレスためないでイライラしなくなったのも
これを続けてきたからかもしれない。
実は、病気を治せたのもこのおかげだったりね・・・。

綺麗な朝日見れた、とか
欲しい物が安くなってた、とか
自分好みの写真が撮れた、とか
サービスしてもらった、とか
やっぱり納豆ご飯はおいしい、とか(笑)

なんでもいいから、
いろんなことに感動してみよう、よかったことを思い出そうって、
そんなことを毎日考えたり、書き留めたりしてたら、
毎日が楽しくなってきたんだよね♪

今だから堂々と話せるんだけど、
昔のノートには、
「人と会えた」
「30分話せた」
「ご飯食べられた」
「寝むれた」
「食器洗えた」
そんなことがずら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと書いてあった(笑)

みんなにとっての当たり前なことができない状態だった、
当時の僕にとっては、
そうやって書いていくことで、
少しずつ自分にとっての自信につながっていったんだよね。

初めはたった一言すら書くことも難しかったし、
書いている内容がすごく情けなくってイヤになっちゃうときもあったけど
後々見返していくと、少しずつだけど、自分にできることが増えていって
自分にだってできるんだって
もっといろんなことに挑戦したいって
気づいていないだけで、いっぱい幸せってあるんだって・・・
そうやって、一つ一つの自信や幸せってのが、どんどん積み重なって、今の僕がいる。
おもしろいくらい世界観が変わったんだよね♪

毎日の「ぷちしあわせ」探してみてください♪
僕にできることは、
こうやって経験談を書いていくこと。
過去を隠し通すよりは、
いい想い出として公表しちゃうこと。

正直、その約2年は辛かったけど、
今となっては、経験できてよかったって思ってる。
いっぱい迷惑かけたし、心配かけたし、自分自身もうダメだって思ってたけど、
その時見られなかった未来に今、笑って生きられているから
忘れちゃいけない大切な過去を手に入れられたから
「死ねないんなら、とりあえず生きてみよう」
それが正解だったんだよね。

「ありがとう」が言える今は本当に幸せ。
僕自身の経験だから、一概には言えないんだけど、
厳しく言えば、
治るか治らないかは
「自分次第」

周りがどうこう言おうと、どんな薬を飲んでも治るもんじゃない。
時間がかかるものだし、薬の副作用は辛いし、感情をコントロールできないし・・・イヤなことだらけ。

でもそんな自分と、一からゆっくりでいいから向き合って、
時間がかかってもいいから治していこうって、
そう思えれば少しずつ幸せを見つけていけるかもしれない。

そして、周りの人も、
自分の周りにもそういう人がいるかもしれないと
少しでも考えていただけたら嬉しいです。

20人に1人がうつ病と言われる時代。
他人事じゃないよね。
しばらくずっと落ち込んだような表情をしている友達がいたら、声をかけてみてほしいです。
相談に乗るとかではなくて、あいさつ「だけ」をしてあげると嬉しいと思うんだ。
相談に乗ってもどんどんアドバイスをするのではなくて、ただ聞いてあげてください。

矛盾だらけの病気なんです。
寂しいけど、話したくない。
話したいけど、会いたくない。
会いたいのに、突然家から出られなくなった。
助けてほしいけど、話しかけないでほしい。
その人が悪いのではなく、そう「思わせ」てしまう病気が悪いんです。
決してその人を嫌いにならないでほしい。
病気のせいでそうなってしまっている現実を受け入れてほしいんです。
いつも通りでいいから、あいさつだけでもお互いできる環境を作ってあげてほしいです。

今年も、自殺者が3万人を超えたってニュースがこの前やっていたけれど、
そんなことを伝えたって自殺者が減るわけない。
むしろ逆効果なんじゃないかな。
・・・それなら自分も。ってね。
具体策があるかなんて知らないし、
あったとしても知りたいとも思わないと思うんだ。
僕がそうだったから。

ドラマとかで、
「そんなことしたら家族や友達が悲しむじゃない!!」
ってあるけど、
周りのことを考えられなくなっちゃうのが僕の病気。
そんなこと言われても困っちゃう(^^;笑)

死にたいから死にたい。そのことに理由はない。(考える余裕がない)
(*電車に飛び込んでしまう人もそうだと思う。その後の遅延なんかも考える余裕なんてないんだと思う。)
それがうつ病だと思うんだ。

だからこそ、まずは周りが気づいてあげられる環境が作れれば、
少しは変わるんじゃないかな。
自分の殻にこもってなかなか出て来れないから、
周りの人が声をかけてあげたり、軽くトントンとノックしてあげてほしい。
自分の周りには見守ってくれている人がいるんだとその人が思えれば、
あとは自分次第で変わっていけると思うんだ。

うつ病にもいろんな種類があって、治療法は様々だし、
僕が書いていることにも間違っている部分があるかもしれない。
でも、この記事を読んでくれている方々が、
「うつ病」という言葉を頭の隅っこに入れておいてくれたらうれしいです。

最後に、
「がんばれ」
は禁句です。

うつ病の人は、その1日を生きることだって精一杯なんです。
それ以上がんばれと言われたら爆発しちゃう。

また、
「この世には、生きたくても生きられない人達がたくさんいるのに・・・」
そのような言葉をよく聞くのですが、
うつ病の人にとってもそれは同じ。
環境は違えど、生きたくても生き続けられないと思ってしまうのがうつ病なんです。

そしてもう一つ、
「あ〜あ〜〜〜、今日うつだよ〜〜〜〜〜〜。」
憂うつとうつ病は全く違うものですが、
あまり「うつ」という言葉は安易に使わないでほしいです。
これは個人的な思いだったんだけど、その言葉を聞くと、すごく悲しくなる時期がありました。

今日はなが〜〜〜いなが〜〜〜〜〜〜〜い話になっちゃったけど、
僕の経験してきたことは、この地球上の世界のほんの小さな小さな一片かもしれない。
でも、そんなちいさな事実を僕から発信できるようになったことが嬉しいし、
最後まで目を向けてくれる人がいると思うと、もっと嬉しいです♪
ありがとう☆

いろいろあった学生時代
辛いことばっかだったけど、
思い返せば楽しいことだらけだったし
こころから楽しんでた♪
それはウソじゃない♪

「旅に出よう」

元々好奇心や冒険心が旺盛だったぼくは1人旅が好きだった。
小さいころから親の目を盗んでは、自転車で近所を駆け巡ったり、近隣の家の敷地内に入っては犬とじゃれたりおじいちゃんおばあちゃんとしゃべったり・・・
今思うと、幼稚園の時から「旅人」を謳ってたかもしれない(笑)
大学2年の夏、19歳の時
10代最後に何か大きなことをしたいとおもって、ニューヨークに一人旅に出かけたこともあった♪
知らない土地へ行って、探検することが好きだったんだよね☆
幸い病気になってもその心は薄れていなかったんだ。
どうにかして病気を治したい。環境が変われば治るかもしれない。もっと生きたい。
少しずつだったけど前向きになっていった自分がいた。わずかに残っていた小さな挑戦心がぼくの背中を押してくれた。
「新たな旅に出よう」
こうしてぼくの「挑戦」が始まった。