こんにちは、看護師の竹内です。
気温は暖かく、吹く風は涼しくと、過ごしやすい気候になりましたね
5月から、フィラリア予防シーズンとなります。
ワンちゃんに必要な病気の予防の時期が続々始まっています
また、主にワンちゃんに見られる病気ですが、猫ちゃんにも感染が確認されているものもあります
この時期に必要な予防、なぜ予防が必要なのかや、予防方法など…
下記の昨年の同時期に記載した記事を、是非参考にしてください
今回は、これらの予防に関して、飼い主さんからのご質問が多い事に対しての回答を挙げさせて
頂きます
Q1.診察をしなくても、予防薬の処方はできますか?
A.≪診察が必要な場合≫
初診の方
基本的にお薬・予防薬の処方は1度は診察させて頂いた事がある方でお受けしています。
初めてのご来院の方は、動物と一緒にいらしてください
フィラリア予防
フィラリア予防は予防薬の投薬前に、血液検査が必要となりますので、診察させて頂きます。
詳しくは、上記リンクの過去記事をご覧ください。
血液検査が必要な理由を解説しています
≪ワンちゃん・猫ちゃんのご来院が必要な場合≫
体重の変動がある時
体重でお薬の量が変わります。
子犬・子猫など、体重の増減が大きい子は処方前に、体重測定が必要となります。
子犬以外でも体重測定はいつでも可能ですので、ご希望の方は是非お申し付けください
≪処方のみが可能な場合≫
ノミ・マダニの予防薬
体重の増減がなさそうな場合、処方が可能です。
Q2.複数の予防を同時にする事はできますか?
A.≪可能な場合≫
フィラリアの血液検査
ワクチンの接種やその他の目的の診察とも、同時に行なう事ができます。
予防薬の処方
ノミ・マダニ予防薬、フィラリア予防薬の同時処方はできます。
≪不可能な場合≫
予防接種
ワンちゃんでは、混合ワクチンと狂犬病予防ワクチンの接種をおすすめしていますが、
同時に接種する事はしていません
様々な予防を一気に行なってしまうと、ワクチンアレルギーなど副反応が起こりやすくなったり、
ワンちゃんの具合が悪くなってしまうかもしれないからです。
また、体力的に免疫力が低下している場合も、アレルギーが起こりやすい為、
トリミング後や長時間のお散歩後も避けて頂いた方が良いとお伝えしています
Q3.混合ワクチンの予防接種予定日が近いのですが、
狂犬病予防ワクチンとどちらの接種を受けたら良いですか?
A. 狂犬病が、現在の日本では感染が確認されていない病気であるのに対し、
混合ワクチンで予防する病気は、実際日本で発生している病気です。
感染する確率が高い病気の予防を優先する、という考え方から、
混合ワクチンの接種を優先する事をおすすめします。
ちなみに、4月~6月は、狂犬病予防接種強化月間とされていますが、
必ずこの期間内に接種しなければならない、というものではありません。
〝年に1度接種し、市町村への届け出をする事〟が国の法律で定められている
犬の飼い主さんへの義務です。
当院では、どちらかのワクチン接種後は、約1ヶ月間の日をあけてから、
もう一方のワクチンが接種可能とお伝えしています
その他、疑問がありましたら、ご相談ください
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久々となってしまいましたが、トリミングに来てくれたワンちゃんのご紹介をします
今回は、暖かい春に映えるタンポポの綿毛のような…ふわふわな犬種の特集!
という事で、ポメラニアン&スピッツの子たちです
きいちゃんです
初めてのシャンプーでした
ワンちゃんの子犬の頃の毛質は、非常に柔らかくて“パピーコート”と呼びます。
個体差はありますが、6ヶ月齢頃から徐々に、はりのある毛が増えていくようです。
きいちゃんの毛質もまだ柔らかくほわっとした印象ですが、これから大きくなっていくにつれて
今とは違ったふわふわさになっていくのではないかと思います
モコモコちゃんです
さらさらな毛並みですね。お名前の通りもこもこさで触り心地抜群です
くまおちゃんです
きれいな毛色ですよねこういったカラーを“イザベラ”というそうです。
チャンミンちゃんです
1cm程残して、とかなり短めのすっきりカットです
たぬ吉ちゃん、くま吉ちゃんです
同じお家の子で、兄弟ではないそうですが、行動もよく似ていて双子みたいな印象を受けます。
お揃いカットで並ぶと可愛さ倍増ですね
スピッツのももちゃんです
写真では比較しにくいですが、スピッツはポメラニアンより一回り程体格が大きいです。
白い毛色が特徴のスピッツ。眩しいくらいの真っ白さです
来てくれたみんな、お疲れさまでした
幕張ビーンズ・ペットクリニック
http://www.m-beans.com