vol.5からの続きです
こんにちは、勤務医の蔵野です
先日、ご案内しました療法食に関連して質問を受けましたので回答いたします。
「味見をしたいのですがサンプルはありますか?」
サンプルのご用意はあります。全ての療法食のご用意があるわけではありませんで、ご了承ください。
また療法食は給与が必要な方のみに処方・サンプルをお渡ししてますので、ご理解ください。
「ピュリナ以外でも宅配サービスは利用可能ですか?」
当院でお勧めしている宅配サービスは、シグニケア宅配・ロイヤルカナン公式オンラインストア・どうぶつ病院宅配便です。
それぞれのサービスが取り扱う療法食は以下の通りです。また全てのサービスにおいて、事前に当院での登録が必要です。
シグニケア宅配:ロイヤルカナン(マルチファンクション・モノファンクションは対象外)・ヒルズ・ラボライン
ロイヤルカナン公式オンラインストア:ロイヤルカナン(マルチファンクション・モノファンクションのみ)
どうぶつ病院宅配便:Dr’s care
それぞれのサービスに関するご案内を用意しておりますので、ご利用ください
こんにちは、勤務医の内山です
先週「ピュリナプロプラン ベテリナリーダイエットセミナー2019」
に参加してきました。今回のセミナーは
てんかんと認知機能不全症をテーマにした講演内容でした
急に発作を起こしてしまう「てんかん」。
加齢に伴い増えてくる「認知機能不全症」。
どちらも愛犬と過ごすうえで起こりうることですが、薬を内服することで症状を抑えることもできます。
そして、治療法の1つとして、日本で初めての”特発性てんかん”の療法食が6月から販売されています。
中鎖脂肪酸の配合で「特発性てんかん」の栄養管理に、
オメガ3脂肪酸・中鎖脂肪酸の配合が「認知機能低下症」の犬の栄養管理をサポートしてくれます
療法食なので、獣医師の診察・処方が必要です。
試されたい方がいましたら是非ご相談ください
さて、大変お待たせいたしました!
8月のトリミングのお写真更新です
お写真はvol.3へと続きます
こんにちは、勤務医の蔵野です
最近、様々な病気に特化した食事(=療法食)が販売されております。この療法食とは、獣医師の指示・指導のもとでの給与を推奨されている食事です。
現在、当院で取り扱い中の療法食です
ロイヤルカナン
ヒルズ プリスクリプション・ダイエット
Dr’s Care (NOSAN)
jP STYLE Dietetics (日清製粉)
BLEU NATURAL Veterinary Diet
LABOLINE Pure Protein
PURINA PRO PLAN VETERINARY DIETS
今日は、6月に発売されたばかりのPURINA PRO PLAN VETERINARY DIETSのご案内です
この度、モンプチやフェリックスで有名なPURINA(ピュリナ)から療法食が発売されました
わんちゃん用
消化器ケア・食物アレルゲンケア・ニューロケア(てんかん)・肥満ケア・下部尿路ケア
ねこちゃん用
腎臓ケア(初期・中期以降)・肥満ケア・下部尿路ケア
購入への流れ
・当院にてクライアント情報の登録
・ご自宅のPC・スマートフォンで注文。動物病院から指示を受けた商品のみ注文可能です。
・ご自宅に商品が到着
次回以降の注文は、専用サイトにアクセスして頂くことで注文可能ですご不明点がありましたら、スタッフまでお声掛けください
先日ピュリナ主催のセミナーに内山が参加してまいりました。さらに詳しい話が聞けると思いますので、お楽しみに
こんにちは、勤務医の蔵野です
昨日、第12回日本腎泌尿器学会 学術集会に参加してきました。
今年のテーマは『ヒトと動物の共通する難治性腎疾患ーCKDとしての多発性嚢胞腎』
昨今、医療費の削減が課題となっております。
医療の進歩と生活レベルの向上に伴い、長寿高齢化が進む日本。その結果、CKD(慢性腎臓病)患者数が増大し、人工透析の医療費は増大する一方です。
CKDの中でも多発性嚢胞腎は、ヒト・動物で類似した発症機序を持ち、研究が進められつつある分野です。
特にヒトでは研究が盛んに行われているそうで、病態の進行を遅らせるような薬が承認されています。
今回は、その多発性嚢胞腎の病態と近年の研究、そして展望がディスカッションテーマとなっていました。
今年で3回目の参加になりますが、毎年新しい知見を多く得られるいい機会となっています。来年も参加する予定です。
こんにちは、勤務医の蔵野です
今日もおりこうわんこの紹介です
ぶーちゃん
生後3か月のフレンチブルドッグ男子です
スタッフの気配に気づくと、大きなお耳をこちらに向けて大歓迎今後の成長が楽しみです
さて、8月のトリミングのお写真更新です
今月のスタジオは、ひまわりがテーマです
ワンちゃん達の笑顔と、黄色いお花の相性が抜群の仕上がりとなっていますので、今後の更新もお楽しみに
こんにちは、勤務医の蔵野です
先日、梅雨が明け、猛暑が続いていますね
海!キャンプ!花火!
…といきたいところですが、暑さが非常に苦手でしてクーラーのきいた室内でばかり過ごしています
さて、この猛暑。私たち人間だけでなく、動物たちにも熱中症の危険がすぐ近くまで当院にも、熱中症疑いの動物が多く運び込まれています。
発症した状況は様々…
日中のお散歩
長時間のドッグラン
エアコンのつけ忘れ
うっかり外へ締め出し
いつも通りの生活
発症しやすい要因として、高温環境での運動は勿論のこと、適温の室内でも、熱中症になる可能性は十分にあります
実際、救急搬送されたヒトの患者さんのうち、1/3~1/2ほどが室内で発症したとの報告もあります。
では、実際に熱中症を疑う症状はどのようなものでしょうか。
高体温
呼吸促拍
元気・食欲低下
血尿・血便
意識障害
けいれん発作
このような症状が見られた場合、まずは首・脇・股にタオルで包んだ保冷剤や氷を当ててください。その後、お近くの動物病院へ連絡をお願いします。
熱中症の初期治療のポイントは、「いかに短時間で高体温から抜け出すことができるか」です
そのためには、どのように体温を下げるべきかを知り、その準備しておくことが大切です
冷凍庫には保冷剤を準備し、お散歩中も携帯
首・脇・股にタオルで包んだ保冷剤や氷を当てがう
全身に水道水をスプレー散布
軽く濡らした身体に、風を当てる
どの方法にしても「体温を過度に下げすぎない」ことも重要です
「氷水のお風呂に入れる」と記載している書籍もありますが、急激な血管収縮を引き起こす可能性があるので、お勧めはしません。
また大前提として、
室温・湿度管理に気を配る
屋外での活動はほどほどに
日中のお散歩は控え、早朝などに短時間
熱中症は生命に関わる可能性があり、緊急性の高い病気です
今年も猛暑が続いております。今まで以上に熱中症予防に心がけて頂けると幸いです