犬のターミナルケア①のつづき
獣医師からの説明の中には安楽死の検討についての話もあり
頭では理解したものの、やはりショックで
ルークの体調をノートに記録することを止めてしまいました。
今まで通りの介護を続け数日後、
ふと浮かんだ言葉がターミナルケアでした。
ルークにとって良い形でターミナル(終着駅)に送ってあげよう。
「ありがとうね。」と「大好きだよ。」を今 伝えなくちゃ。
そう思い、またノートの記録を再開しました。
お世話の内容は変わらないのですが、自分の中では
この日からターミナルケアという気持ちで向き合いました。
具体的な介護について知りたい方もいらっしゃると
思うので、少し紹介します。
床ずれにならないよう寝床は厚めにしました。
向きを変えたりもしましたが、あまり頻繁でなくても
床ずれにはなりませんでした。
自力では全く食べないので、シリンジで流動食を与えました。
最初の頃は、嫌がっていましたが
私もルークも慣れてきたこともあり
この頃にはスムーズに食べてくれていました。
仕事の合間に病院に連れて行けない時もあるので
自宅で皮下補液をしました。
こんな時もルークは楽しそう♪
強制的に食べ物を流し込まれることや
背中に針を刺されることが
楽しいわけがない。
でも、ルークは私とのやり取りを
楽しんでくれていたのだと思います。
獣医師の宣告から二週間後
私に絆を感じさせてくれて
ルークはターミナルに到着しました。
ルーク ありがとう。大好きだよ。
泣けてしまいました。
ルーク君にとってもママさんにとっても大切な大切な2週間でしたね。
素晴らしい絆だね。本当に出会うべくして出会ったんだなあと。
笑顔で終着駅に到着、よかったね。
きっといつかずっと先に私たちが到着するまで楽しく待っていてくれるでしょうね。
ななにぽママさん
想いに共感してくれてありがとうございます。
このことは、自分の心の整理のためにもブログに書こうと
看取った直後から思っていたのですが、実際に書くのに
2ヶ月もかかってしまいました(^_^;)
ななにぽママさんのおかげもあって、また一歩
気持ちの整理がつく方向に進みました。
ここからは、出会えたことに感謝だね。