今年初めての春ゴボウにチャレンジしています。 今日は、サラダゴボウを播種しました。 発芽させることがポイントですが、露地… Read more →
月別: 2016年2月
今日、紫人参と甘い人参の播種を完了しました。
これまでは、秋にニンジンを作っていましたが、今年は初めて春人参にチャレンジしています。 紫人参は糖度が最も高くサ… Read more →
例年よりも約一か月早くジャガイモを植えました。
2月10日(火)に男爵、メークイン、北あかり(2月8日)の種イモを例年より約一か月早く播種しました。 いつもよりも… Read more →
5.植物は音楽を聴いて、安らぎながら成長しています。
植物は私達の話が聞こえているのでしょうか。音の正体は振動で、音波という形をとって空気中に移動し鼓膜がそれをキャッチし… Read more →
6.植物は、人間の五感に加えて、少なくとも十五以上の感覚を持っています。
植物は、人間と非常によく似た五感、視覚、臭覚、味覚、聴覚、触覚を備えていますが、人間の持っていない「感覚」を少なくとも… Read more →
4.我々植物は刺激の種類を判別して、行動が出来ます。
植物の触覚は、聴覚と密接に結びついています。どちらの感覚も「機械受容チャンネル」(物理刺激)と呼ばれる小さな器官が使わ… Read more →
北あかりの種イモ植え付けを行いました。
少しづつ春の気配が感じられるようになり、霜柱も少なくなりましたので、少し早いジャガイモ(北あかり)の種イモ植え付けを行… Read more →
3.植物は生き抜くために味覚を獲得しています。
味覚は、動物と同じように植物でも臭覚と密接な関係があります。植物の味覚の感覚器は、栄養物として使われる化学物質を取り込… Read more →
2. 植物のコミュニケーションは臭覚で取っているようです。
植物は本当に鼻を持っているのでしょうか。人間と同じ感覚器官があると言っているのではありません。人間は鼻だけで臭いを嗅い… Read more →
1.植物は人間の五感以上の感覚を持つ生き物です
植物は、人間と非常に良く似た五感、視覚、臭覚、味覚、聴覚、触覚以外に、人間が持っていない少なくとも十五の感覚を持っていたことをご存知でしたか。
進化の巧みな戦略として、自分で動かない生き方を選択した植物は、身体を動かせないからこそ、まわりを良く見て、臭いを嗅ぎ、音を聞き、持っている感覚をすべてしっかり働かせて、周囲の様子を探りながら生活し、身を守り、成長し、繁殖するために絶対に欠かせない手段を身に付けています。植物の感覚能力は、動かないで生きていく環境に合わせて発達してきた独自の能力です。
視覚は、植物には目はありませんから、人間の様に見る事が出来ませんが、「視覚」を光の感覚や光の刺激を知覚する能力と定義すれば、植物は間違いなく視覚を持っています。
植物は光を取り込み、利用し、光の量と質を識別できます。光は植物が光合成によってエネルギーを作る基本的な要素で、視覚能力を強化してきました。植物は光を受けるために葉を動かし、身体の位置を修正しながら光の射す方向に向かって成長していきます(屈光性)。
植物の内部にある化学物質が光を感知するセンサー(光受容体)として機能して、赤色、遠赤色、青色、紫外線の特有な波長を吸収して、発芽、成長、開花等の植物の生育過程に、これらの色の光が支えになっています。
光の受容体の大部分は、光合成のための特別な器官である葉の中にありますが、それだけではなく芽の若い部分や先端、巻ひげ、木にもたくさんの光受容体を持っています。
驚くことに、根の部分にも光を感じるセンサーがありますが、葉と違って根は光が嫌いですので、遠ざかろうとします(負の屈光性)。
落葉樹は、秋になると多くの木から葉が落ちます。植物が持つ光受容体の大部分は葉にありますので、葉を失った木は、動物が目を閉じる時と同じく、眠りにつきます。
植物では「休眠」と言われる現象で、冬の間、成長周期を遅くして、「目を閉じ」眠り続け、春になるとまた、正常に機能し始め、芽をだし、再び葉をつけ、目を開きます。