アーカイブ | 2010年1月12日

第5作:男はつらいよ「望郷篇」~(長山藍子);

第5作:男はつらいよ「望郷篇」~(長山藍子);●渡り鳥でも古巣はあるさ!男。寅さん故郷恋し!寅さんファンの方必見のシリーズ第5作。山田洋次監督は、34作目に違和感を覚え、この作品のメガホンをとったといわれている。私なりに山田監督の意図したものは、寅さんと葛飾柴又「とらや」の均等な関係というか、両者のシーソーのような関係なのではないかと感じている。「とらや」の人がつっこめば寅さんがぼけ、寅さんがつっこめば「とらや」がぼける。やくざな甥っ子がふらっと舞い戻ってくるが気質の人達とおりあわない

第4作:新.男はつらいよ

第4作:新.男はつらいよ~(栗原小巻); 3作目と4作目が山田洋次以外の監督になっています。今作は、小林俊一氏です。本作の特徴は、葛飾柴又の町内の人達との関わりが大きな要素になっています。さくらさんが今回も登場シーンが少なくなっています。その反面、町内の人やタコ社長の工場の職員が大挙登場してきます。マドンナ役は栗原小巻。幼稚園の先生ですが、お綺麗で良く似合いますね。前半が、競馬で大穴を当てた寅さんの凱旋帰郷。後半が小巻先生のエピソードです。小巻先生との湖でのデート・シーンは最高です。