福浦は3年3億=プロ野球・ロッテ
2010/12/21 19:16 配信 時事通信
【ロッテ】35歳の福浦が1年500万円増となる3年3億円プラス出来高払いでサインした。今季は規定打席に達していないが、指名打者、代打で打率2割9分5厘、13本塁打、61打点と好機で勝負強さを見せ、日本一に貢献。「功労者として感謝していると言われ、うれしかった」と笑顔で話した。
2000本安打にはまだ318本あるが、達成できずに今季限りで引退した堀から激励を受けたそうで、「胸に伝わるものがあった。千葉で17年、このユニホームを着て達成したい」と意気込んだ。(金額は推定)。
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西岡ツインズと3年契約「ニシと呼んで」
2010/12/20 7:01 配信 スポニチアネックス
ガーデンハイアー監督(左)と笑顔で握手を交わす西岡剛
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ロッテからポスティング・システム(入札制度)で大リーグ移籍を目指し、ツインズと3年契約を交わした西岡剛内野手(26)が18日(日本時間19日)、本拠地球場のターゲット・フィールドで入団会見に臨んだ。背番号1のユニホームに初めて袖を通し、英語で自己紹介。愛称もロッテ時代の「ツヨシ」から「ニシ」へ。日本での栄光を全て捨て去り、ルーキーとして最高峰の舞台に挑戦する。
悲壮な決意が西岡の言葉の端々ににじんだ。日本人野手では最年少でのメジャー挑戦。「自信を持っているものは何もない。恐怖心の方が強い。レギュラーが確約されているわけじゃない。ルーキーらしくキャンプ初日からアピールしないと。貪欲に野球をしていきたい」。会見中、何度も「僕はルーキー」という言葉を繰り返した。今季、主将としてロッテを日本一に導き、首位打者と最多安打のタイトルを獲得した男は、裸一貫からのスタートを強調した。
自らの象徴も捨てた。背番号はこだわり続けた7をチームの顔、マウアーがつけるため、1を選んだ。07年には「TSUYOSHI」と登録名にしたこともある愛称は、「NISHI」に変える。「1番には何の思い入れもないけど、だからこそ1番という番号に歴史を刻んでいきたい。愛称はツヨシよりニシの方が外国人の方は呼びやすいのかなと」。会見中には退席するガーデンハイアー監督から「ニシ!じゃ、また!!」と早速、日本語で呼びかけられた。打順は上位に座り、守備位置は二塁か遊撃のどちらかを任されるが「どちらも守る準備はするが、僕はルーキーなので発言する権利も立場もない。監督がボールボーイしろと言ったら、ボールボーイします」と言い切った。
会見の冒頭では特訓を積んだ英語で「ツインズ・ファミリーの一員になれて興奮している」とあいさつ。英会話の勉強にも励む考えで「そういう努力をしないとチームに溶け込めない。自分にも、チームのためにもなる」。ガーデンハイアー監督も会見に日本語会話のテキストを持参し「これでニシと交流を深める」と話すなど、全面サポートを約束した。
総額925万ドル(約7億7700万円)の3年契約。「応札がなかったらという心配もあったし、手を挙げてくれた球団に感謝しています。その恩に結果で返したい」。新生ニシとしての再出発。結果も名声も、再びゼロから積み上げていく。
ロッテ・成瀬来季は最優秀選手を狙うと宣言した。
「持ってる男」になります!!ロッテ・成瀬善久投手(25)が11日、千葉マリンスタジアムで「成瀬シート」の当選者を招待してのトークショーを行った。日本シリーズではMVPを逃したが、来季は最多勝などを総ナメにし、シーズンの最優秀選手を狙うと宣言した。
今年は大車輪の活躍を見せた左腕。だが、日本シリーズ第6戦で勝利を挙げられず「シリーズMVPを狙ってたんですけどね…。僕はそういうところが持ってないんですよ」と本音を吐露した。
『持ってる男』になるため、掲げたのが来シーズンの最優秀選手受賞だ。「シーズンMVPというのを目指したい。そのためには勝ち星、勝率、奪三振も一番上にいないといけない」と投手タイトル総ナメを宣言した。
中でも「勝ち星にこだわりたい。負け数を減らして貯金を増やせば、チームも上にいる」と自身の背番号と同じ17勝を目標に、優勝に貢献するつもりだ。「年下の投手に負けるのが一番悔しい」と話した成瀬。話題沸騰の日本ハムの新人・斎藤佑樹に負けず劣らず、『持ってる』ところを見せつける。
ロッテ唐川が必勝宣言「ゆうき」対決勝つ
ロッテ唐川が必勝宣言「ゆうき」対決勝つ
千葉市内のイベントに参加したロッテ・唐川。日本ハムD1位・斎藤との“ゆうき”対決に自信をみせた。
日本一に貢献したロッテ・清田外野手、神戸外野手、内投手
ロッテのイベント右から、清田外野手、神戸外野手、内投手(写真:サンケイスポーツ)
ポストシーズン新人最多の3本塁打をマークし日本一に貢献したロッテ・清田が4日、写真撮影会&ゲーム大会に内、神戸とともに出席。チームの地元・千葉県鎌ケ谷市出身だけに、今オフは行事に引っ張りだこ。1日に同市の市民スポーツ賞表彰式に出席し、5日は館山で野球教室に参加するが「優勝したからでしょう。全然問題ないですよ」と疲れは出さなかった。
来年の活躍を期待しましょう。