●巨人1-0阪神(2012年2月19日 沖縄セルラー)
●2月の伝統の一戦で、沖縄の星が躍動した。巨人の2年目右腕・宮国椋丞投手(19)が19日、阪神とのオープン戦に初先発し、3回打者9人をパーフェクトで4奪三振。オープン戦ながら初勝利を挙げた。両親や母校・糸満の関係者らが駆けつけた凱旋登板で圧巻の投球を披露し、開幕ローテーションに名乗りを上げた。
●試合後の会見。重圧から解き放たれた19歳が、はにかみながら振り返った。「次から次へと凄い打者が出てきて不安だったけど、自分の投球ができたと思う」。金本ら主力が並ぶ猛虎打線をわずか28球で3回パーフェクト、4奪三振。期待を抱かせるには十分すぎた。