アーカイブ | 3月 2012

ロッテ成瀬、三度目の正直で開幕白星…

三度目の正直を狙った成瀬の力投

 楽天3―5ロッテ(30日・Kスタ宮城) 三度目の正直を狙った成瀬の力投で、鬼門の開幕戦を突破した。3年連続開幕投手を務めたエースが7回途中1失点。過去2年、ともに逆転負けの屈辱を喫したが、昨季の沢村賞・田中との投げ合いを制した。「純粋にうれしい。最後に打たれたのは反省点だけど、要所では粘れた」と満足げだ。

ロッテ・藤岡、母校と同時開幕でW勝利だ!

ロッテD1位・藤岡

ロッテ・藤岡、母校と同時開幕でW勝利だ!
ロッテD1位・藤岡(東洋大)は28日、全体練習でノースロー調整した。4月1日(対楽天)のデビュー戦(午後1時開始、Kスタ宮城)は、母校・東洋大野球部の東都大学リーグ春季開幕戦(対中大、神宮)と日時が重なる。左腕は「卒業式のときに高橋監督(同大野球部)から『一緒に勝つぞ』といわれたので頑張ります」と気合を入れ直した。 (Kスタ宮城)

イチロウ母国の特別な開幕戦4安打格好はついたかな

イチロー外野手

ア・リーグ マリナーズ3―1アスレチックス (3月28日 東京D)
大リーグの今季開幕戦、アスレチックス―マリナーズが28日に行われ、メジャー12年目で初めて日本で開幕を迎えたマリナーズのイチロー外野手(38)は「3番・右翼」で出場し、初回に遊撃内野安打で今季初安打を記録すると3打席連続安打。さらに延長11回にはとどめを刺す中前適時打を放った。イチローが「特別の日」と称した一戦で、自身初の開幕4安打。昨季にシーズン200安打が10年連続でストップした天才打者が、母国で自身の復活に向けて第一歩を刻んだ。

オリックス入りが濃厚となった井川

オリックス入りが濃厚となった井川

井川
 ヤンキースからFAとなっていた井川慶投手(32)のオリックス入りが27日、濃厚となった。
 代理人を務める三原徹氏が今月23日に来日し、国内球団と交渉していた。
 米球団を基本線に、メジャー挑戦を希望していた井川だが、現状で米球団からのオファーがなかったことで国内への復帰を決めた。関係者によると、オリックス入りを決断したとみられる。井川は実家のある茨城県大洗町で自主トレを進めてきていた。30日の開幕戦・ソフトバンク戦を目前に控えて6年ぶりの日本球界復帰となる。

(第7作)男はつらいよ「奮闘篇」

(第7作)男はつらいよ「奮闘篇」

●(第7作)男はつらいよ「奮闘篇」
(榊原るみ);夏になったら鳴きながら、必ず帰ってくる、あの燕さえも、故郷恋しを、唄っているのでございます。 シリーズ第7作。いよいよ松竹映画の金看板となって、山田洋次=渥美清のコンビが冒険を試みたと感じている作品。マドンナ役の榊原るみは、知的障害を持つ女性。感動的な出会いのシーンから、徐々に狂い始め、暴走状態に入ってゆく寅さん。寅さんの常人と外れた部分を感じさせ、ひやりとさせられる場面がかなりある。そして最後はいつもの寅さんに戻って、というオチ。その寅さんと同等のウエイトで故郷・葛飾柴又「とらや」の人達が描かれている。冒頭、故郷の暖かさを懐かしむシーンから始まり、一時の平和と喧嘩。しかし、ちょっとしたことに大騒ぎで心配する家族の姿に観客は自分の田舎を連想するに違いない。