明徳義塾 馬淵監督 甲子園通算40勝目は指示徹底で好投手攻略
スポニチアネックス 8月21日(火)14時21分配信
◇第94回全国高校野球選手権大会第13日準々決勝 明徳義塾4―1倉敷商(2012年8月21日 甲子園)
甲子園通算40勝、節目の白星で10年ぶりの4強を決めた明徳義塾は馬淵監督の洞察力で相手投手を攻略した。
倉敷商のエース西のシンカーに手こずっていた打線に「シンカーを投げる前やカウントが悪くなるとストレートがくる。それを狙え。少々ボールでも打っていけ」と指示。5回まで本塁打で入れた1点のみでわずか4安打、毎回三振だったが、西が投げた6回からの3イニングは7安打2得点。指示に徹した打撃で倉敷商を引き離した。
甲子園常連の明徳義塾も4強は全国制覇した02年以来、10年ぶり。準決勝は春夏連覇を狙う大阪桐蔭と激突する。「桐蔭さんは横綱、ウチは前頭。持っているものを全てぶつけるだけ」と謙そんする馬淵監督だが、派手ではない分、しっかり地に足の着いた落ち着きを感じるチームを率い、連覇の夢を砕く算段は頭に描いているようだった。
アーカイブ | 8月 2012
成長した藤岡の力投で流れを作り、連敗ストップ!
成長した藤岡の力投で流れを作り、連敗ストップ!
1軍復帰登板となった先発・藤岡が5回無失点の力投を披露! すると7回、根元、角中の適時打でリードを奪う! 藤岡の後を継いだ救援陣も踏ん張り、連敗を4で止めた!
清めの盛り塩効いた村田が不振脱出V二塁打「泣きそう
清めの盛り塩効いた?村田が不振脱出V二塁打「泣きそう…」
お立ち台で肩を組み、会心の笑みを浮かべる村田(左)と谷
「巨人4‐0広島」(18日、東京ド)
重圧をはね返した。不振の巨人・村田が均衡を破る決勝の適時二塁打。チームを2連勝、今季最多タイの貯金29に導いた。ファンの歓声に「ここで打てなければ泣きそう、と打席に入った。いいところを見せられて良かった」と胸をなで下ろした。
両軍無得点で迎えた八回。1死から阿部と高橋由が連打で一、三塁の好機をつくった。「大先輩のつくったチャンスをぶち壊すわけにはいかない」。こん身のスイングではじき返した打球は、中堅フェンスを直撃。村田は二塁ベース上でこぶしを握り、喜びを爆発させた。
8月の打率が1割台に低迷。前カードの中日3連戦(ナゴヤドーム)では好機に凡退を繰り返した。前日17日には打順が6番に降格。「何か、(不振脱出の)きっかけが欲しい」。連日の早出特打を行い、一塁ベンチの定位置には清めの塩を盛り、試合に臨んだ。
オフに横浜(DeNA)からFA移籍。味わったことのない緊張感のなか、プレーが続く。「ほかのチームに追いかけられる経験がない。充実した毎日。日々、勉強です」。トンネルを抜けた男がようやく笑った。
お立ち台で肩を組み、会心の笑みを浮かべる村田(左)と谷(撮影・開出 牧)
「巨人4‐0広島」(18日、東京ド)
重圧をはね返した。不振の巨人・村田が均衡を破る決勝の適時二塁打。チームを2連勝、今季最多タイの貯金29に導いた。ファンの歓声に「ここで打てなければ泣きそう、と打席に入った。いいところを見せられて良かった」と胸をなで下ろした。
両軍無得点で迎えた八回。1死から阿部と高橋由が連打で一、三塁の好機をつくった。「大先輩のつくったチャンスをぶち壊すわけにはいかない」。こん身のスイングではじき返した打球は、中堅フェンスを直撃。村田は二塁ベース上でこぶしを握り、喜びを爆発させた。
8月の打率が1割台に低迷。前カードの中日3連戦(ナゴヤドーム)では好機に凡退を繰り返した。前日17日には打順が6番に降格。「何か、(不振脱出の)きっかけが欲しい」。連日の早出特打を行い、一塁ベンチの定位置には清めの塩を盛り、試合に臨んだ。
オフに横浜(DeNA)からFA移籍。味わったことのない緊張感のなか、プレーが続く。「ほかのチームに追いかけられる経験がない。充実した毎日。日々、勉強です」。トンネルを抜けた男がようやく笑った。
原監督、通算300号弾の高橋由は「非常に若返っている」
原監督、通算300号弾の高橋由は「非常に若返っている」
巨人は17日、本拠地・東京ドームでの広島戦に5対0と勝利した。
以下は原辰徳監督のコメント。
「(先発の内海哲也が見事な完封勝利を飾ったが?)非常に(ボールが)高めにいかずに、彼らしいピッチングが終始できていたと思います。(最近はイニングの途中でマウンドを降りていたが?)その辺は本人もジレンマがあったと思いますね。しかし、今日は良いコンディションの中、良いピッチングをしてくれたと思います。(7回ぐらいからギアチェンジしたようにも感じたが?)今日は力みというものがない状態だった。あれだったら、あと5イニング、6イニング投げられるんじゃないかなという感じで見ていました。
尖閣上陸で香港船14人逮捕…政府、強制退去へ
尖閣上陸で香港船14人逮捕…政府、強制退去へ
中国の国旗などを手に魚釣島に上陸する香港の民間団体の活動家ら(15日午後5時35分、読売機から)
魚釣島に上陸した香港の民間団体の活動家ら7人のうち5人を沖縄県警が15日、逮捕した(読売機から)
15日午後5時半頃、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の魚釣島西側の岩礁に、中国の領有権を主張する香港の民間反日団体「保釣行動委員会」の抗議船「啓豊2号」が接岸、乗っていた男14人中7人が上陸した。
沖縄県警は同5時54分、うち5人を入管難民法違反(不法上陸)容疑で現行犯逮捕。さらに海上保安庁の巡視船が、戻った2人を乗せた抗議船を挟み込んで捕捉、同8時1分、乗船していた9人を同庁が同法違反(不法入国)容疑で現行犯逮捕した。