アーカイブ | 6月 2015

ロッテが清田の“バスター本塁打”で巨人破る


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ロッテが清田の“バスター本塁打”で巨人破る「打った瞬間入ると…」
7回、勝ち越しの左越え2ランを放つ清田
 「交流戦、ロッテ5-4巨人」(12日、QVC)
 ロッテが1点を争うシーソーゲームを、清田の一発で制した。
 これが首位打者を争う男の底力か。3-3で迎えた七回、無死一塁。清田は初球、バントの構えで見送り1ボール。2球目もバントの構えを取ったが、一転してヒッティング。「サードがすごい前に来ていたので、ちょっと強い打球を打ってやろうと思ったら、たまたま打球が上がってしまいました」という当たりは、大きな弧を描いて左翼席に飛び込む8号決勝2ランとなった。「バスターだったんですけど、打った瞬間に入ると思いました」と、会心の一撃を笑顔で自画自賛した。

ロッテ伊東監督、目の前で和田快挙見せられ思い複雑


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ロッテ伊東監督、目の前で和田快挙見せられ思い複雑
<ロッテ0-6中日>◇11日◇QVCマリン
 投打に完敗し単独5位転落となった。8年目の初勝利を目指した植松優友投手(25)が2度目の先発マウンドに上ったが、初ホームでも2回7安打6失点で2敗目を喫した。ルナには満塁弾を浴び、和田には2安打で2000安打達成を許した。
 伊東勤監督(52)は複雑な表情だった。和田とは西武時代、11年に及び一緒だった。現役でともにプレーし、監督としても接した。「昔から付き合いがあるからね。絶対に打たれるなとは言ったんだけど、向こうの方が技術が上だった。目の前でやってもらって僕としてはホッとしたけど」と、うれしさと悔しさをにじませていた。

ロッテ・チェン7回途中1失点でプロ初勝利


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ロッテ・チェン7回途中1失点でプロ初勝利
<ロッテ3-2中日>◇10日◇QVCマリン
 ロッテのチェン投手(24)が6回0/3を5安打1失点でプロ初勝利を挙げた。
 この日に再昇格。ストライク先行でテンポよく抑えていった。7回に先頭から連打を浴びて降板したが、後続を大谷が抑えた。
 DeNAを昨季限りで戦力外となり、昨秋のテストを経てロッテに入団した。今春キャンプで高い評価を受け、開幕ローテ入り。だが、ここまでの3試合は四球に連打で失点するパターンが多く、1軍と2軍を行ったり来たりだった。
 ようやく、つかんだ1勝目に、お立ち台では「本当にありがとうございました。ロッテファン、最高です。よかったです」と日本語で声を張り上げた。

ロッテ、苦肉の策実らず


ロッテ、苦肉の策実らず
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 ロッテはこれまで先発起用してきたイ・デウンを、1点リードの七回にマウンドへ。しかし、先頭から連打を浴びると、2死までこぎ着けながら逆転打を許した。救援陣に疲労がたまっていることを考慮して講じた苦肉の策。これで今季最悪の5連敗となり、伊東監督は「誰か止めてくれる人が出てくることを信じてやるだけ」。努めて明るく話したが、新たな打開策は示せなかった。

ロッテ清田育宏の原動力とは 22試合連続安打中の首位打者が見せた決意


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ロッテ清田育宏の原動力とは 22試合連続安打中の首位打者が見せた決意
「打てていても辛かった」、日本記録に迫る勢いの清田が味わった悔しさとは
 8日現在、打率3割7分4厘でパ・リーグ首位打者をひた走る清田育宏。5月9日の西武戦から続いている連続試合安打「22」まで伸びた。プロ野球記録(広島・高橋慶彦)の33試合連続安打に迫ろうかという勢いだ。
 清田の一打に、その好調ぶりに、球場全体が沸き続ける。しかし、清田本人はどんなに派手な活躍をしようとも、記録をどれだけ伸ばそうとも、冷静に、謙虚に、自らの結果を受け止める。