ロッテ涌井、通算100勝ならず 3被弾に「申し訳ないの言葉しか出てこない」
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「西武8-2ロッテ」(4日、西武ド)
エースが一発攻勢で沈んだ。通算100勝に王手を掛けていたロッテ・涌井は、4回6失点、3被本塁打。古巣から節目の白星を挙げることはできなかった。
1点の先制を得たのもつかの間、1死一、二塁から中村に逆転被弾。三回には斉藤に今季1号を献上し、四回の栗山のソロでトドメを刺された。涌井は球団を通じ「申し訳ないの言葉しか出てこないです…。昨日、延長12回でリリーフ陣に負担が掛かっていたんで、1イニング、1球でも多く投げたかったのですが…」とコメント。試合後は、西武ドームの長い階段を無言で駆け上がった。