アーカイブ | 2015年7月26日

ロッテ大嶺祐4勝、初の無四球完封 伊東監督も絶賛

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ロッテ大嶺祐4勝、初の無四球完封 伊東監督も絶賛
完封勝利のロッテ大嶺祐(左)は笑顔で田村と言葉をかわす(撮影・山崎安昭)
<楽天0-10ロッテ>◇26日◇コボスタ宮城
 ロッテが今季2度目の同一カード3連勝を果たした。
【写真】ロッテ3連勝 大嶺祐が完封で4勝目
 先発の大嶺祐太投手(27)の好投が光った。楽天打線を8安打無失点に抑え、プロ9年目で初となる無四球完封で4勝目を挙げた。打線の大量援護も受け、「いつも通り、試合をつくるイメージを持って投げました。浮く球だけはないように。途中から点差を考えずに投げました」と1人で投げきった。
 伊東勤監督(52)は「大嶺の好投に尽きる」と手放しで褒めた。一時は借金が7までふくらんだが、そこから3連勝。次カードは本拠地QVCマリンで、目の上の西武が相手。連勝が続けば、Aクラス浮上が近づく。「3連戦の頭が大事。良い流れで本拠地に戻れる」と、気を引き締めていた。

伊東監督2連勝も笑顔なし「中継ぎがおかしい…」

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<楽天4-7ロッテ>◇25日◇コボスタ宮城
 ロッテが2連勝で、楽天と入れ替わり4位に再浮上した。
 試合直後の伊東勤監督(52)に笑顔はなかった。「中継ぎがおかしくなってきた」。5回3失点の先発唐川に代わり、6回からイ・デウンを投入。点は取られなかったが、6回は先頭から連打を浴び、7回も先頭打者に四球と不安定だった。3番手ロサ、4番手大谷と0でつなぎ、4点リードの9回は守護神西野。だが、1死からの連打で1点を失った。
 伊東監督は「西野も調子が上がってこない」と心配顔。それでも、デスパイネが復帰した打線は12安打7得点と好調で、2連勝を果たした。最後は「初回から良い形で先制できたんで、流れはつかんでいけた。2つ勝ったんで、明日が大事になる」と、同一カード3連勝へ向け、気を引き締めていた。