首位ソフトバンクを震撼させるサヨナラ勝ちの決着は、首位打者のロッテ角中がつけた。
延長10回、先頭の大嶺翔が中前打が放つと、平沢の送りバントで1死二塁。ソフトバンクのバリオスは岡田を敬遠し、根元も歩いて満塁で左腕の森福が救援した。予想通りの展開に、角中は1ボール2ストライクと追い込まれながらも122キロのスライダーを中堅に打ち上げた。
角中は「最低限の仕事はしないと。(センターが)ギータ(柳田)でいやな感じがしたが、この球場はドームと違って、後ろに下がって(反動つけ)ストライクの返球をするのは難しい」とサヨナラを確信していた。