ロッテ 4連敗も光明、ルーキー平沢プロ初打点 指揮官は合格点
<西・ロ>6回1死一、二塁、右翼線適時二塁打を放つ平沢
◇パ・リーグ ロッテ4―10西武(2016年8月20日 西武プリンス)
4連敗を喫したロッテだが、収穫はあった。4点差の6回1死一、二塁からルーキー平沢が右翼線二塁打を放ち、プロ初打点を挙げた。フルカウントからポーリーノの直球を振り抜き、「ストレートに絞って打ちにいった。(初打点は)素直にうれしい」と口にした。
伊東監督4発KO負けに苦言「同じこと繰り返して」
<西武5-3ロッテ>◇19日◇西武プリンスドーム
ロッテは3連敗を喫した。
【写真】ロッテ伊東監督「勝つ気あんのか」
先発の石川歩投手(28)が5回6安打4失点で4敗目。初回、西武秋山に先頭打者本塁打を打たれると、中村には2ラン。さらに、4回に山川にソロを打たれた。2番手二木も6回に山川にソロ。5失点は、全て本塁打によるものだった。
石川は「前回の西武戦(6月24日、5回8安打5失点)と同じような感じになってしまった。ホームランでの失点、5回降板。もう少し慎重に攻めていかないと。もう少し長く投げないと。チームに申し訳ないです」と話した。これで、14年から続けていた西武戦の連勝は8で止まった。
チームとしては、3連敗中の被本塁打が11。伊東監督は「ミーティングはしているんだろうけど、試合に生かしていない。同じことを繰り返して。負けている時こそ、勇気を持っていかないと」と、バッテリーに反省を求めた。