アーカイブ | 9月 2016

ロッテ・伊東監督が続投へ!球団が近日中に正式要請

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 ロッテが伊東勤監督(54)に来季続投を近日中に要請することが4日、分かった。チームは首位・ソフトバンク、2位・日本ハムに大きく離されながらも3位につけ、2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出が濃厚。球団が理想に掲げる「勝ちながら選手を育てる」という重責は引き続き、伊東監督の手腕に託されることになった。

 現在、韓国ソウルに滞在中の重光昭夫オーナー代行(61)の強い意向によるもので、球団は早ければ、5日からの北海道(旭川、札幌)遠征中にも来季続投を正式要請する。1年契約とみられ、伊東監督もコーチ陣の「待遇改善」など条件は秘めながら、受諾の方向だ。

ロッテ伊東監督続投へ、2年連続Aクラス目前評価

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 ロッテが伊東勤監督(54)に来季続投を要請することが3日、確実となった。この日の西武戦に勝ち、4位楽天とのゲーム差は9に広がった。監督人事は、重光オーナー代行の専権事項だが、球団幹部はかねて「Aクラスなら続投」と見通しを示してきた。残り試合数からいっても、今季Aクラスの可能性が極めて高くなった。その事実を受け、近く重光オーナー代行が続投の了承を下すものとみられる。

ロッテ伊東監督 猛抗議「故意落球なんて初めて聞いたわ」

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 ◇パ・リーグ ロッテ1―1西武(2016年9月2日 QVCマリン)

 ロッテ・伊東監督の怒りは収まらなかった。延長12回無死一、二塁でメヒアのライナーをはじいた遊撃・鈴木が打球をすぐに拾って併殺を狙ったが、「故意落球」と判定され打者のみがアウトに。

 失点にはつながらなかったものの、猛抗議した指揮官は「故意落球なんて初めて聞いたわ、あんな速い打球で」と審判に苦言。ベンチ入り野手を使い切り今季2度目の引き分けに「最後は(抗議で)俺が出て行くとは思わなかった。まさに総力戦」と苦笑いした。

 ▼ロッテ・石川(8回4安打1失点)調子自体があまり良くなかったが、悪いなりの投球はできた。

ロッテ41歳井口 5号3ランで通算1000打点到達「悔いなく」

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ロッテ41歳井口 5号3ランで通算1000打点到達「悔いなく」

 ◇パ・リーグ ロッテ6―4オリックス(2016年9月1日 QVCマリン)

 ロッテ・井口が、豪快なアーチでメモリアルの数字に到達した。3回1死一、二塁で左中間に5号3ラン。あと1に迫っていた通算1000打点を達成した。

 史上44人目の大台。「ホームランで決められてよかった。長くやっていれば、これぐらいの数字は、ね」と笑顔で振り返った。

 試合前には40歳のサブローが引退会見。12月で42歳となる井口も「同じ年代の選手が去っていくのは寂しい」と話した。自身は来季も現役続行の見込みだが、「自分も決して(引退は)遠い話じゃない。残りの野球人生を悔いなくやりたい」と力を込めた。この日の一発が、09年から在籍するロッテでの100本目。通算250号にも王手をかけた。「1000打点はまだまだ通過点。250号も今季中に打てるよう頑張る」。大ベテランは意気軒高だった。

ロッテ・サブローが引退…「つなぎの4番」で中軸担い2度の日本一に

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 ロッテは31日、サブロー(本名・大村三郎)外野手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。1日にQVCマリンで記者会見を開く。

 今後は未定だが、2005年、10年と2度の日本一に貢献した男は、プロ22年目でユニホームを脱ぐことを決断。球団を通じて「今季限りでの現役引退を決めました。ロッテでは日本一を2度経験することもできました。幸せな野球人生でした。22年間、本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。