◇パ・リーグ ロッテ1―8西武(2016年9月9日 西武プリンス)
菊池の立ち上がりを崩せなかった。ロッテは初回、先頭・荻野が四球で出塁。続く大嶺翔が初球にバスターエンドランを決めて無死一、三塁とした。
しかし、リーグ首位打者の角中が「スライダーを狙っていたけれど…」と内角直球に詰まらされ投ゴロ。デスパイネも遊ゴロ併殺打に倒れた。「初回だったね。点を取っていれば違う流れになっていた」と伊東監督。得点は3回の1点だけで、計5併殺。投手陣も15安打で8失点と打ち込まれた。
ロッテ・デスパイネ 90打点到達 球団外国人では金泰均以来
<日・ロ>初回2死二塁、大谷から先制の右前適時打を放つデスパイネ
◇パ・リーグ ロッテ4―4日本ハム(2016年9月7日 札幌D)
ロッテのデスパイネが3打点を挙げ、球団の外国人では10年の金泰均(キム・テギュン)以来6年ぶりの90打点に達した。
初回に大谷から先制の右前適時打を放つと、8回には一時逆転の右中間2点二塁打をマークし「100打点までいきたい。自分の仕事をするだけだ」。打線は8回に逆転し、再逆転されても9回に追い付いた。9人の継投で今季3度目の引き分けに持ち込んだ伊東監督は「負けなくて良かった。疲れが残る試合」と振り返った。
ロッテは5日、井口資仁内野手(41)が熊本地震で被災した熊本県宇土市の新市庁舎建設のための義援金をネット上で募った「井口選手と熊本県宇土市の市庁舎を作ろう!復興支援プロジェクト!」について、開始した8月29日から9月5日正午までに255万円が集まったと発表した。
11月30日まで募集予定で目標金額は500万円。義援金の金額に応じて井口のサイン入り野球用具などを贈っている。
ダイエー(現ソフトバンク)でプロ生活をスタートした井口にとって九州は思い入れのある場所。「多くの方にプロジェクトにご賛同いただき誠にありがとうございます。本当に感謝をしています。今後も多くの方にご賛同いただき、現地の現状を多くの方に知ってもらいたいと思っていますので、これからも引き続きよろしくお願いします」と話していた。