アーカイブ | 2016年10月8日

<プロ野球CS>ソフトバンク先発は千賀 ロッテは涌井

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<プロ野球CS>ソフトバンク先発は千賀 ロッテは涌井

 ソフトバンクは、23歳の千賀に大一番の先発を託した。育成ドラフト出身の6年目で、今季から先発陣の一角を任う成長株。ロッテ戦は7試合で4勝し、黒星はつかず。防御率2・36と相性の良さも買われた。この日は、ダッシュやキャッチボールなど軽めの調整。「チームに良い流れと雰囲気を持って来られるように意識したい」と千賀。他の投手陣と談笑する姿も見られ、終始リラックスした雰囲気で決戦に備えた。

 ロッテはエース・涌井で初戦に臨む。涌井はキャッチボールやランニングで最終調整。チームの勝ち頭でリーグ最優秀防御率の石川でなく、涌井に初戦を託す理由を、落合投手コーチは「フル回転して無理してもらうため。プレッシャーに弱い石川は二つ目の方が力を発揮する」と説明する。CS初戦の先発が4度目となる涌井は「(初戦の)重要性はあると思うが何試合も投げているので気持ちの余裕はある」と頼もしかった。