ロッテの平沢大河内野手(18)が21日、秋季キャンプを行う鴨川市内で初の契約更改交渉に臨み、50万円増の1250万円でサイン。昨年のドラ1内野手は来季、1軍出場の倍増を最低目標に定めた。
初の更改にプロを実感した平沢。「ヒット1本で何ポイントとか、そういう見方をしているんだな」と新鮮な表情を浮かべた。高卒ルーキーで1軍23試合に出場したことがアップの決め手となったが、打率1割4分9厘、3打点の成績には納得いかない。「夏場はきつくて体重も落ちた。そこを乗り切れる体力をつけたい」と、鴨川キャンプで意識的にハードワークを貫いている。
「来年は少なくとも50試合以上は出たい」と抱負を語る18歳に、伊東監督は「少ないな」と一喝。「守備は合格点。あとは打つ方ですね」と2年目の飛躍に期待を寄せた。