所在地 | 千葉市中央区神明町13-4 日栄ビル2F | |
電話 | 043-241-3001 | |
HP | https://www.oneupad.jp | |
何故、幕張に恐竜を持ってこようと思ったのでしょうか?
そもそもこの恐竜を始めるきっかけになったのが、イベント用品のレンタルをしている、親会社の株式会社イベント・コミュニケーションズが8年位前から恐竜ロボットのレンタルをやっていました。とても人気があったので、使い方の一つとして恐竜を何体か設置してパークにしたらお客様にも喜んで頂きつつ、入場料収入を得ながら運営が出来るのではないかということで始めた事業です。
そして4年位前…丁度コロナになる直前に私も恐竜事業に参加し、2020年8月に市原のこどもの国キッズダムにワンアップ・アド・システムが手掛ける恐竜パークというのを始めさせてもらいました。
その後、2021年に千葉ポートパークで期間限定の大恐竜パークを開催させていただきました。それが大好評のうち終了したので、
次はどこにしようかと考えた時に、ホテルに設置をしてみたいという我々の考えもあり、ホテルと言ったら幕張、幕張のホテルの中でも最初に白羽の矢を立てさせてもらったのがアパホテルさんでした。そして色々なつてを辿り総支配人にご提案させてもらうことが出来ました。そしたら即、賛同を頂きアパホテルさんで恐竜パークがスタートすることとになりました。
あとは、なぜ幕張のホテルかという理由の一つに、幕張メッセで定期的に恐竜博を実施している背景から、恐竜と馴染みが深い場所だからというのもありますね。
山本社長は普段どんな仕事をされているのですか?
本業は広告代理店なんです。元々は自治体のイベントの企画や提案、実際の設営や運営を委託でやらせて頂く様な会社なんです。例えば今までやったイベントでいうと、1月は成人式をやったり、11月に千葉ポートパークで千葉湊大漁まつり~市民産業まつり~をやったりですとか、今は私は離れてしまったのですが、幕張ビーチフェスタの会場設営とかもやらせて頂いたりしました。
また、これは長い間携わらせてもらっているんですが、2020年東京パラリンピック大会が開催されるにあたり、パラ人気を高めていこうという考えの中で始まった、パラアスリートと一緒に学校訪問をするという運営の仕事もしています。車いすバスケットボールや車いすラグビー、座ってバレーボールをするシッティングバレーボールとか。シッティングバレーボールは2020東京パラリンピックでは幕張が会場でしたよね。そういったパラスポーツの普及啓発を学校に訪問して行っていました。これは広告代理店のワンアップ・アド・システムとして行っています。
イベントを企画してから形にするまでどの様な流れになるのでしょうか?
自治体のイベントに関しては、ある程度自治体側がこういったイベントをやりたいというものがあって、それに対して我々の方で出来るサービス、こういうことも出来ます・こうすればこういったことも出来ますというものを盛り込んで、ひとつのイベントを作り上げていくという形ですね。イメージを形にする為に何を手配しなければいけない、どういった人に協力の依頼をしなければいけないとかそういったものを考えて具現化していく仕事です。
このダイナソーのイベントも同じことが言えますが、まずは場所をどこにするかというところからのスタートでした。そしてアパホテルの総支配人にご提案させて頂いて場所が決まり、今まで親会社がやってきたことを参考にして、それにプラスをしてこれも出来る・こういうコンテンツも出来るという様に進化させていくことを心がけ今に至っています。
今までで一番思い出に残っているイベントを教えてください。またその理由も教えてください。
今、力を入れているのはこのダイナソーの事業なんですけど…花火も想い出に残っているかな…
幕張ビーチフェスタは2017年から2019年まで担当させてもらいましたね。
元々千葉みなとで開催していたのが幕張に移ったのですが、千葉みなとよりも幕張の方が会場が拡大したので、我々が担当した会場設営や会場規制、フェンスを建てたり、誘導看板を設置したりするのですが、会場が広くなる分業務も多くなるんですよね。その中で5日間位かけて設営をするのですが8月の初旬ということもあり、結構ハードな仕事でして(笑)、猛暑で普段よりも作業効率も下がる部分もありますので、開催当日のギリギリまで作業をしてましたね。そして体力も全て使い果たして、花火が打ちあがって皆さんの大歓声が聞こえた時、良かったな~と一番思い出に残っていますかね。そして、幕張ビーチフェスタは幕張に定着しましたよね。今年も開催されますが、昨年からは親会社のイベント・コミュニケーションズが担当しています。昨年は規模を縮小しての開催でしたが、今年からは元の規模戻すみたいですよ。活気が戻ってくるんだなって感じますね。
(マクスタッフ:御社もコロナでは影響を受けましたか?)
メチャクチャ受けましたね。
自治体のイベントが一切なくなりました。去年から徐々に戻ってきて、今年は大分戻ってきましたけどね。コロナ前の8割位ですかね。
コロナになって自治体のイベントがゼロになった時、丁度ダイナソーの準備をしていたところでした。2021年6月に開催した千葉ポートパークでの大恐竜パークは完全に屋外だったので、8月に緊急事態宣言が発令され、屋内のイベントが危ない、屋外のイベントならと言われてた頃だったので沢山の方に来場して頂きました。
山本社長がイベントを企画する上で大切にしていることを教えてください。
我々は所詮はイベントの裏方なので、主役となる一般市民の方を常に意識しています。イベント主催者の考えを元に、我々の今までの経験とか、知識とかも含めて提案しながら、イベントに参加される方々に喜んで貰える様な企画であったり、おもてなしだったり、そういったところを基本的に大切に考えていますね。
(マクスタッフ:これからやってみたいイベントや力を入れていきたいイベントとかありましたら教えてください)
今は、メインがこのダイナソーになっていてフランチャイズ展開をしているんですね。少しずつですけど全国に恐竜パークを作っていて、この間も兵庫や熊本に行っていて、茨城県のつくば市にもこの間恐竜パークをオープンしたので、日々動きまわっているのですが、地域のファミリーに喜ばれる施設を増やしていきたいと思っています。
親会社のイベント・コミュニケーションズと、私が在籍しているワンアップ・アド・システムの共同事業としてアドベンチャーファクトリー部という一つの部署があり、そこが恐竜の事業をやっています。
(マクスタッフ:幕張以外の施設はどの様な感じですか?)
兵庫の場合は、県立の公園の雑木林、自然に生えている樹木を利用して、その中に恐竜の世界を作っています。つくばの方も市営の公園の樹木があるところです。どうしてもだだっ広い芝生の中に恐竜を置いてもあまり面白みがないので、木々を上手く利用しながらロケーションがマッチする様な環境で恐竜パークを作っています。
(マクスタッフ:何故、兵庫やつくばなのでしょうか?また、今後ぜひ作りたいと思っている地域はありますか?)
兵庫と熊本はフランチャイズの加盟店様がいらっしゃって、加盟店様と一緒に作ったからですね。つくばの方はイベント・コミュニケーションズ茨城というグループ会社があったからです。
今後は福井県に作ってみたいですね。福井県は恐竜の県なんですよ。恐竜博物館という施設があったり、福井の勝山で発掘された日本の恐竜というものもあるので、ぜひ作ってみたい地域の一つですね。
山本社長から見た幕張はどんな街でしょうか?また地域活性化に必要なことは何だと思われますか?
正直、花火が来る前はあまり幕張とは接点がなかったんですよね。ただ、幕張新都心が出来た当時から広告代理業で取引先が新都心にあったりしたので伺うことはあったのですが、そんなに頻繁にということではなかったです。花火があってからよく来るようになりましたね。
幕張は活気がありますね。県外からも多くの人がいらっしゃるじゃないですか。またコロナの話に戻ってしまいますが、コロナが始まった直後に幕張に来る用事があって来てみたら、人が全くいないんですよ。あれは衝撃的でしたね。見慣れている幕張の風景ではなかったです。幕張メッセのイベントもなくなりましたね…もうあの姿には戻したらいけないなと思いました。
最近はベイタウン祭りにも参加させて頂いたりして少しずつ地域との繋がりも出来てきました。
地域活性化に必要なことは、そこに住まわれている方々が自分の街を好きになることですかね。こんな素敵な街だからみんな観にきてよという気持ちが持てることでスタート出来るのかなと思います。そこで我々がお手伝い出来ることがあれば協力していきたいなと思います。先程も言いましたけど、幕張は他県から多くの人が来る街なので、お住まいの方々もウェルカム精神がありますよね。
アパホテルさんで昨年第一シーズンをやらせてい頂き、今年第二シーズンということでダイナソーアドベンチャーツアーイン東京ベイ幕張をやらせて頂いております。昨年とは雰囲気も異なって新しいコンテンツもあります。恐竜だけではなく、恐竜すくいや恐竜輪投げとか化石発掘体験など遊べるコンテンツも用意しているのでぜひ恐竜好きな方に半日は楽しんで頂けると思いますのでぜひお越しください。11月末まで開催をしています。
夏休みの週末は営業時間を延長して、ナイトツアーをやります!ライトアップして、昼間の恐竜とはまた違う様子が見れます。ファミリーも楽しめますが、カップルの方にもお勧めです!
ダイナソーアドベンチャーツアーin東京ベイ幕張のホームページはこちら>>
次にご紹介頂く 『ゆめのたね 児玉 様』の「ここがすごい!ここが魅力!」を教えてください。
児玉さんが所属する「ゆめのたね」はインターネットラジオ放送局です。そのラジオ放送局の千葉スタジオの責任者をされています。
その他にも音楽活動やイベント出演、飲食事業も手掛けるなど多方面に活躍されていて非常に魅力ある人物です。色々なネタをお持ちだと思いますので
面白い話を引き出してもらいたいと思います。
山本社長は、とても穏やかな口調で優しく話してくださり、こうしてお客様が話しやすい雰囲気を作って、ニーズを聞いて形にしていくんだなと思いました。
マクスタッフ2名も初めて恐竜パークに入らせてもらいましたが、想像以上に引き込まれました笑
幕張にお住まいの方も、幕張に遊びに来られた方もぜひ行ってみて頂きたい場所です!
山本社長、お忙しい中ありがとうございました。