こんにちは! 看護師の林です。
今回は、前回の続き・・・だいぶ空いてしまいましたが
「犬種別特徴」の獣猟犬(セント・ハウンド)編をご紹介します。
獣猟犬とは、字のごとく獣の猟をする犬のことです。
「セント・ハウンド」と「サイト・ハウンド」に分かれるのですが、今回はセント・ハウンドです。
セントとは”におい”の事です。
匂いを嗅いで獲物をみつける犬種の事で、ダックスフンドやビーグルが含まれます。
この犬種に見られる身体的特徴は大きな垂れ耳
地面の匂いを嗅いだ時、鼻の横に耳が垂れる事により、空気の対流が起きて匂いをより上手に嗅ぎ分けられるために改良されてきたそうです。
私が通っていた専門学校のダックスフンド、くりぃです。
院長、副院長のお家のマロンくんです。
そして、吠えて獲物を追い詰めるというお仕事なのでとにかく追う、頑張って追うという習性から、頑張り屋さんというか諦めが悪いというか
ご飯が一粒届きそうで届かない場所にあると、一生懸命取ろうと横になったり、掘ってみたり、脚を伸ばして見たりと試行錯誤する行動が良く見られるのではないでしょうか。
もうひとつ、獲物を見つけたときにお知らせするための、低くよく響く野太い大きな吠え声。
特にダックスフンドは、サイレンやインターフォン、電話の音や、他の犬猫や人に対しても、よくお知らせしてくれます・・・という相談が多いです。
対処法は、前回同様こちらを参照してください!!
http://beans.makusta.jp/e249882.html
ここでも大切なのは“社会化”です。特に他の犬、猫、人に対しては徐々に吠えない距離から慣らしていく必要があります。
お留守番時に吠えてしまうなどは、お家の中でお仕事を与えておくと、そちらに集中してくれるので問題行動が出にくかったりします。
例えば、このセミナーのお話をしてくださった先生のお家で飼われているダックスフンドのお仕事は、”窓越しのカメを見張る”こと
とにかくひたすら窓越しにジッと見つめているそうです
簡単なものだと、知育トイをあげるのも一つの手段です。
他には、マットや座布団を用意しインターフォンの音がなったらそちらに行って伏せて待つというお仕事を与えるのも効果的です。
注意点は、吠えてしまうようなお仕事は与えないこと。
何か良いお仕事が思い浮かばない方は、各家庭で上手にできるお仕事を一緒に考えていきましょう
最後に、8月26日と9月15日の記事で里親さんを募集していたキジ柄の子猫ちゃんですが、
http://beans.makusta.jp/e256747.html
無事に里親さんが見つかりました!! 向こうのお家でも、楽しく幸せに遊んでいるそうです。
まだ、里親さん募集中の猫ちゃんがいますので、ご協力お願いします。
幕張ビーンズペットクリニック
http://www.m-beans.com