こんにちは、看護師の橋本です。
久々にブログの更新をさせていただきます。(・ω・´)♪
関東甲信では梅雨明けが発表され、それと同時に急に暑くなりましたね
皆様お変わりないでしょうか。
今年の梅雨の時期はお腹をゆるくしてしまう子や、吐き気で来院される子が多かったように思います。(・ω・`;)
ヒトにとっても過ごしにくい季節ではありますが、ワンちゃんやネコちゃんたちは、私たち以上に気温や湿度の変化を敏感に感じとっていたのかもしれませんね。
これから本格的な夏が始まります
熱中症などにも気をつけていきたいですね(>_<)
さて、皆様にお知らせがあります☆☆
前回の記事でご紹介させていただいた迷い猫ちゃんですが、里親さんが決まりました!
のら猫ちゃんとは思えないような人懐こい性格なので、
里親さんからも愛されると思います(*´∀`*)
新しい家庭で幸せになってくれると嬉しいです
最後に☆☆
当院で行っているマナークラスでトレーニング中の
E・コッカーの〝マヨちゃん〟をご紹介したいと思います
↑↑鈴木先生からフードをもらうマヨちゃん。
病院やスタッフにもだいぶ慣れてくれたようです。
飼い主さんもマヨちゃんもトレーニングに一生懸命取り組んでいただいています
↓↓こちらの写真は〝place(プレイス)〟というコマンドをトレーニングしている様子です。
院内では〝place〟と声をかけたら赤いマットの上で
〝オスワリ〟や〝フセ〟をするようトレーニングしていました。
飼い主さんが離れても…
おとなしくマットの上で待っているマヨちゃん
とてもお利口さんですね
マヨちゃんはひとつひとつのコマンドを覚えるのが驚くほど早く、
1時間弱で様々なことを覚えていってくれました
やはりワンちゃんは賢いですね!!
しつけでお悩みがございましたら、マナークラスはもちろんのこと、
ご相談のみでも承っておりますのでお気軽にお声かけください
これからますます暑くなってまいりますので、
体調を崩されませんよう、お気をつけください。
幕張ビーンズ・ペットクリニック
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迷い猫ちゃん
こんにちは、看護師の竹内です。
鮮やかな紫陽花の花が見られるようになりました
少し憂鬱な雨の日でも、各所で違う色をつけた紫陽花をみつけると楽しい気分になってしまいます
今月中旬頃だったのでしょうか…いつの間にやら、アクセス数が20,000を超えていました
読んで頂いて、ありがとうございます!
今回は、お預かりしている猫ちゃんについての情報をお伝えいたします。
6月17日、幕張町のイトーヨーカドーさんの前で保護された猫ちゃんです
とても人なつこい性格の為、もしかしたら迷子かもしれませんので、詳細情報を記載します。
・性別 男の子(未去勢)
・体重 3.5kg
・毛色 キジトラ・白
顔から首やお腹にかけて白色。
四肢も、手首や踵から下は白色。
きれいに高さがそろっていて、ソックスを履いたような柄です。
・特徴 鍵しっぽです。
よく鳴いています。高い声で、少しかすれるような鳴き方です。
・性格 とても人なつこいです。
自分から、なでてほしいとすり寄ってきたり、膝に乗ってきてお腹をみせたり、
甘えん坊さんです。
・保護時 首輪なし マイクロチップ挿入なし
↑ お顔のアップ ↑ 後姿
少しつり目ぎみでしょうか…? かぎしっぽをよく振っています♪
↑ 膝の上でリラックス ↑ 撫でられて、ご満悦な様子
ソックス柄です。
この猫ちゃんについて何か思い当たることがありましたら、当院までご連絡ください。
043-275-9912
よろしくお願いいたします
天気によって気温差の激しい日が続いています。
体調を崩さないよう、お気を付け下さい
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疾病予防~フィラリア症予防編~
こんにちは、看護師の竹内です。
早いもので、あっという間にもう梅雨入りしてしまいました
5月から、ワンちゃんにとって大切な予防である、フィラリア症予防のシーズンが始まっています!
更新のタイミングが遅くなってしまいましたが…
今回は、フィラリア症予防についてお伝えいたします
フィラリア症とは…
線虫類に属する〝犬糸状虫(フィラリア)〟という寄生虫が、心臓や肺動脈に寄生することに
よって起こる病気です。
親虫は体長約15~30cm、単体~複数寄生し、さまざまな循環器障害を引き起こし、
死に至ることもあります。
蚊が媒介し、フィラリアに感染した動物を吸血した蚊が、別の動物を吸血する際に感染します。
フィラリア予防をするには…
月に1回、投薬をすることによって予防します。
〝予防をする〟といいますが、これはフィラリアに感染しないようになるのではなく、
お薬を飲むことで〝駆虫〟をします
≪フィラリアのライフサイクル≫
1.蚊が、感染動物から吸血。 蚊の体内にミクロフィラリア(子虫)が移行する。
↓
2.ミクロフィラリアが、蚊の体内で感染幼虫になる。
↓
3.蚊が、動物を吸血。 感染幼虫が動物の体内に入る。
↓ … ここで予防します!…
4.感染幼虫が、動物の体内で血管内を移動しながら成長し、
心臓や肺動脈に寄生する成虫になる。
フィラリアが成虫になってしまうと治療が困難なため、幼虫の段階で駆虫をします。
幼虫に感染しているかもしれない期間に、一定期間ずつ継続して投薬をします
千葉では、5月から12月までが予防期間としてすすめられています。
これは、4月から11月までフィラリアに感染する可能性があると推測されるので、
その1ヶ月後ごとに駆虫をするためです。
蚊は気温が約15℃を超えると吸血活動を開始します。
冬にも蚊の姿を見かけることがあるかもしれませんが、
基本的には吸血活動はしないと思われる為、低気温の冬の期間は休薬をする、
という予防方法が一般的です。
毎年、投薬開始前に必ず血液検査を!
上記のように、毎年5月頃から予防を始めて頂きますが、ここで注意点です。
投薬を始める前に、昨年までのフィラリア予防がきちんとできていたか、
つまり、現在フィラリア症に感染していないかを血液検査で確認をしましょう
当院では、2種類の検査をさせていただいています。
①フィラリア抗原検査
検査キットで検査します。
血液中に成虫が放出している物質(抗原)がないかを見ます。
←検査キット一例
②ミクロフィラリア検査
顕微鏡で検査します。フィラリアの子虫は顕微鏡で直接見ることが出来るので、
その姿がないかを見ます。
もし、フィラリア症に感染している状態で投薬した場合…
投薬によって死滅したフィラリアの死骸に対して、急性のアレルギー反応が起こり、
ショック状態に陥り動物自身が死に至ってしまうことがあります
万が一の事態に備えて、必ず血液検査を行ってください
予防薬のご紹介
当院では、ワンちゃんに、4種類の内服薬をご用意しています。
①モキシデック錠 ②モキシハートタブ
③ミルベマイシンA錠 ④パナメクチンチュアブルP
①・②について
フィラリア症の予防薬です。
昨年から、〝モキシデック錠〟をクッキー状のおやつタイプにした〝モキシハートタブ〟が
発売されました。
③・④について
フィラリア症の予防に加えて、お腹の中の寄生虫(犬回虫・犬鉤虫)の駆虫もできるお薬です。
〝ミルベマイシン〟は錠剤、〝パナメクチンチュアブル〟はお肉状のおやつタイプです。
猫ちゃんは、背中に塗布するスポット剤で予防します。
レボリューション
フィラリア症の予防・お腹の中の寄生虫(回虫)・
耳の中の寄生虫(ミミヒゼンダニ)・ノミの駆虫と、
4つの効果があります。
ご紹介した5種類のお薬は、いずれも毎月1回のペースで継続して投薬していただきます。
前々回の繰り返しになりますが…
蚊が媒介するため、室外飼いはもちろん、室内飼いでも感染する可能性はあり、
フィラリアは寄生する部位が心臓であるため、感染してしまうと治療がとても困難な病気です。
毎年の予防を、強くおすすめします
***************************************
最後に、子犬ちゃんたちをご紹介します。
5月初旬に、当院にて帝王切開で生まれたスムースコートのチワワの赤ちゃんです
お母さんもまめにお世話をしてくれて、元気に育っているそうです
今後も健やかに成長してくれますように
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疾病予防~ノミ・マダニ予防編~
こんにちは、看護師の竹内です。
4月も下旬を迎えるというのに、肌寒い日や悪天候が続いていましたが…
ようやく暖かい日差しが差すようになってきましたね
明日からのGW、平日は通常通り、祝日も午前中は診療しておりますのでご安心ください。
前回、春からはじまる疾病予防3つについて記載しましたが、
今回はノミ・マダニ予防に焦点を絞って、お伝えいたします
ノミ・マダニの生態ですが…
ともに草むらややぶなどに生息しています。春から成虫を見かける機会が多くなります。
日本に生息するマダニは10種類以上、全国的に姿を確認されています。
ペットに寄生してしまうと…
吸血による皮膚炎や貧血といった症状、
さらにノミやマダニが病原体を媒介する事によって、腸内に条虫という別の寄生虫に感染したり、
血液を破壊する命に関わる病気にかかる危険性もあります。
ノミやマダニはペットだけでなく、人間にも皮膚症状、リンパ節の腫れ、神経症状、関節炎といった
症状をもたらします。
あるいは、病原体の媒介での死亡例がここ最近の報道で注目されていますね
ノミ・マダニ予防をするには…
背中に液体を塗布するスポット剤が一般的です。
当院では、2種類ご用意しております。
①フロントライン プラス
テレビCMなどでご存知の方も多いかと思います。
効果は1ヶ月です。
②プラクティック
比較的新しい商品です。
皮膚が弱く炎症を起こすワンちゃんは、
アルコール成分に反応しやすいですが、
この商品にはアルコール成分が含まれていない為、
使用して頂きやすいかと思います。
効果は1ヶ月半と、少し長めなのも利点です。
余談ですが…
ノミ・マダニ予防薬を処方させて頂いた方に、
数量限定でお散歩バッグをお配りしています。
ご希望の方はお持ちください
ノミ・マダニが寄生していないかのチェック方法をご紹介します。
お家で試してみてください!
≪ノミ≫
①目の細かいクシなどで被毛を梳く
②梳いた後、黒っぽい小さい粒があれば、湿らせたティッシュなどでつぶしてみる
③粒が赤茶色に変色したら… それはノミのフン!ノミが寄生している証拠です!
≪マダニ≫
動物の 頭・耳・眼のふち・背中・お腹・足指の間 などに寄生している事が多いです。
寄生されていれば、マダニの成虫をみつけることが出来ます。
①画像左上が、 マダ二
②定規の真上が、吸血したマダニ
③定規の真下は、ノミ
1目盛1mmです。実寸は約2倍の大きさです。
ノミは非常に小さく、素早く動きまわっていて、ノミ本体をみつけるのは難しい為、
排泄物によって寄生の有無を判断します。
マダニは、吸血した状態でみつかることが多いです。
ここで注意点ですが、動物がマダニに吸血されているのを見つけた場合、
ひっぱって取ろうとはせずに、そのままの状態で動物病院にご相談ください
無理に取ろうとすると、吸血しているマダニの顎の部分だけ、噛みつかれたまま
動物のからだに残り、化膿してしまったり、駆除が難しくなってしまいます
ノミの繁殖には13℃以上あれば十分なため、いったん室内に持ち込んでしまうと
シーズン以外でも暖房をきかせた室内で繁殖と寄生を繰り返してしまいます…
寄生している成虫以外にも卵や幼虫などの状態で周囲に隠れています。
これら全てを駆除するには時間がかかってしまうため、持ち込まないよう予防が重要です!
明日からのGWの間に外出のご予定のある方もいらっしゃると思いますが、
特にアウトドアで山中などに行かれる場合には、事前の予防をおすすめします
***************************************
最後に、今月パピークラスを修了したお友達をご紹介します
イタリアングレーハウンドのピオちゃんです
点眼の練習中…
パピークラス開始前からトイレをマスターしてきてくれたり、
とっても優等生さんでした
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予防シーズン到来
こんにちは、看護師の竹内です。
今年の桜は早めの開花で見ごろが続いていましたが、そろそろ葉桜になってきてしまいましたね…
名残惜しいです・*:.。. (ノ´ω`・。)・*:.。.
春はいろいろな予防シーズンのはじまりとなります。
まず、ひとつめ。
4月からは、ノミダニ予防期間です
マダニ媒介によるヒトの感染症のニュースも記憶に新しいです。
暖かくなって、お散歩日和の日も多くなってきましたが、お家にノミやダニを持ち込まないよう予防を
おすすめいたします。
お散歩中、草むらが好きなワンちゃんや、お外に出る猫ちゃんなどは特に注意が必要ですね
予防期間は10月までです。
次にふたつめ。
5月からは、フィラリア予防期間です
蚊が媒介し、動物たちの心臓や肺動脈に寄生する寄生虫の予防です。
別名:犬糸状虫という名の通り、
糸状(…というより紐に近い太さですが…過去のブログの画像を参照ください)で、
主に犬に多くみられる感染症です。
ですが、最近の研究では猫ちゃんの感染率の高さも指摘されています。
蚊が運び屋であるため、室内飼育でも感染します。
高層であれば蚊は出ず安心…かと思いきや、マンションでも感染例が確認されています…
寄生する部位が心臓であるため、感染してしまうと治療がとても困難です。
ワンちゃんに必ず予防して頂きたい感染症のひとつです
月1回、ワンちゃんは内服、猫ちゃんは背中にスポット剤を塗布することで予防します。
予防期間は12月までです。
そして、3つめ。
前回も記載しましたが、4月から6月は狂犬病予防接種の強化月間です
犬を飼育している方は、
①お住まいの市区町村に犬の情報の登録
②年1回の狂犬病予防接種
この2つが法律として義務化されています。
当院では、千葉市内にお住まいであれば、市への新規登録、
狂犬病予防接種が済んでいるとの届け出が窓口で可能です
すでに千葉市にご登録済みの場合、接種済みの届け出をする際に
ワンちゃんの登録番号が必要になります
ご希望の方は、市からの集合注射のハガキか、鑑札をお持ちになって頂くようお願い致します。
登録番号がご不明の場合には、平日であれば当院から千葉市の登録機関に
登録内容を問い合わせる事も可能ですので、ご相談ください
***************************************
最後に、迷子の情報をお知らせします。
かわいらしい、ぞうのマスコットです
フェルト製で手作りのようです
3月25日ごろ、当院の出入り口付近に忘れられていました。
立体的で、しっぽまできちんと作られています。
あまりによくできているので、思わず写真を掲載させていただきました
どなたかの力作だと思われます。
心当たりのある方は、お問い合わせをお願いいたします
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「マナークラス」(しつけ相談)始めました☆☆☆
こんにちは。勤務医の鈴木です。
3月に入り、気候も少しずつあたたかくなってきましたね
寒いのが苦手な私は、春が待ち遠しいです
春がやってくると、わんちゃんを飼っている皆さんにとっては
フィラリア予防と狂犬病予防接種のシーズンですね。
3月2日から新年度の登録が可能となっています!
今年も忘れずに予防してくださいね
ちなみに、今年の注射済票は黄色です↓
*千葉市獣医師会の所属病院では登録手続きが窓口で可能です。
さてさて、今回から「マナークラス」の内容をご説明してきたいと思っています
まず、皆さんは「行動治療」という言葉に馴染みがありますか
「しつけ相談」を獣医学的な言葉にすると「行動治療」ということになります
基本的に同じことですが、私たち獣医師が「行動治療」を行う目的は、
①異常行動がしつけの問題なのか、身体に病気があるのかを鑑別すること。
②動物行動学に関してより科学的な情報を飼主さんに提供すること。
③お薬を上手く処方することによって飼主さんとそのペットの関係を早くよくする手伝いをすること。
です。
何故このような診療科が発展したかというと・・・
昨年、私が行動学を学びに行ったアメリカでは、犬の死因の一番が「問題行動による安楽死」でした。
「多くの動物が人間側の都合により命を落としている。」
この事実を変えるためにこの診療科が発展したんだと思います。
一方、日本の現状を考えると・・・
ほとんどの場合、トレーナーさんがしつけの問題を解決してくれていると思いますが、
それだけに頼ってしまうと、
実は病気で痛いところがあって攻撃的になっているだけだとか、
神経学的な異常や代謝疾患があって異常行動が起こっている、
といったようなことを見逃してしまう可能性があり、
また、それぞれの施設のやり方が異なったりして、飼主さんが混乱している可能性があります
そこで、今日本では、行動診療科という獣医の診療科が注目されており、
動物行動学者(獣医師とは限らない)、獣医師、トレーナーが協力し合ってペットと飼主さんの関係をより良いものにする
プログラムを考えましょう!!!という取り組みがされつつあります
(個人的には、ここにペットショップの関係者も入って来てくれるとさらにいいと思っていますが・・・)
どのような取り組みかというと・・・
今、自分の家の犬のしつけの問題に悩んだとします。
まず、原因になっていることを探す。(まずはここで獣医師に相談してみてください)
↓
獣医師が、病気かそうでないのかを判断します。(病気なら、その治療を行っていきます)
↓
病気ではなく、問題行動(身体的な病気が関わっていないが困った行動)と判断されたとします。
↓
環境改善や家庭での工夫でその行動が治りそうなものなら自宅で飼主さんが行う。
(ここで、動物行動学者が研究して得た動物の特性などの情報を含め、普段の生活で工夫できることを飼主さんにわかりやすく伝える)
↓
「しつけのし直し」が必要ならトレーナーさんに教えてもらう
↓
精神的に落ち着かせる作用のあるお薬を併用した方がよいかどうか、獣医師と相談して決める。
↓
数週間おきに再評価していく
こんな感じのものです。
私は、トレーナーではありませんが昨年アメリカに行ったときに、
行動治療に必要なトレーニングのやり方をDr.Sophia Yinという先生(行動治療の専門医)に
直接指導して頂いたので、
この地域にも行動治療という概念が根付いていけばいいなと思って、行動治療の一環として
「マナークラス」を開催させて頂くこととなりました
(Dr. Yinのサイトはこちらhttp://drsophiayin.com)
トレーニングの内容は、主に「いかなる状況でも飼主さんの方に集中できるようになる」「リラックス状態を維持出来るようになる」といった内容のもので、犬の自信や独立心を育てるためのものです。
また、普段の生活の中でいかにストレスを感じないで生活できるか、などにも配慮した内容になっているので、パピークラスを終えたジュニアのワンちゃんたちにも利用してもらえたら嬉しいです。
トレーニングは1コマ1時間全4回で、診察時間外のお昼の時間帯に当院の待ち合い室で行います。(うちの待合室は広いです!)
まずは問診票を持ってカウンセリングに来て下さい(病院でお渡しするか、Faxします)
その後、それぞれのワンちゃんにあったプログラムを作成し、
問題行動に対してのフォローアップ(再カウンセリング)をしながらトレーニングを実施していきます
以上が、マナークラスの概要でした
最後についこの間パピークラスを卒業した「くるみちゃん」の成長ぶりを披露します
歯磨きも、エリザベスカラーも上手にできました
お兄ちゃんも一緒に教室に通っていい子になりました
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パピークラス第6回 「しつけの基本」と「デンタルケア」
こんにちは。勤務医の鈴木です。
雪が降ったり、寒い日が続いていますが、皆さん体調など崩さないように気を付けて下さいね!
前回、ご紹介した「マナークラス」の問い合わせが、すでに何件かあったので、
次回からは「マナークラス」の内容をお伝えしていきますね。
でも、ちょっとだけ今アナウンスしておくと、、、、
まずは、診察時間内に来院して頂きどのような行動でお困りかなど、飼い主さんのお話を伺わせて
頂きます。
また、お問い合わせがあった時点で、「問診票」(すっごく質問が多いです)をお渡ししてますので、
事前に記入してきてもらうと効率的です。
以上です。
さて、パピークラス最終回の第6回は「しつけの基本」と「デンタルケア」についてです。
第1回~第5回まで、パピークラスを通して「しつけ」の概念はご理解いただいたと思いますが、
テレビやインターネット、その他色々な本で、しつけやトレーニングに関しての多くの異なった情報が錯乱している中、
どのように情報を整理して使っていくかをお伝えします。
飼育管理の面では、「デンタルケア」についてお話します。
どのように慣らしていくか、またデンタルケアの重要性についてご理解いただけるような内容になっています。
またまた、看護師林さんの愛犬「華ちゃん」に登場してもらいます☆
1. 口を触る練習から!
さすが、動物看護師の愛犬!歯石の付着レベルは、12歳という年齢のわりには綺麗な歯ですね~
デンタルケアが行き届いているんですね☆
2. 口の中を触ったり、指を入れる練習。
お利口さんにしてくれてまーす。
3. 指にガーゼを巻き付け、ガーゼで歯垢をとってみます。
少し、嫌がっているのでしょうか・・・(笑)
でも、モデルとしては完璧☆☆☆
後半の実技は、
レクチャーで勉強した「歯磨き」の練習、
ドライヤーの音に慣れる練習、
口輪をつける練習
などをします。
最後ですので、しっかりと修了証もお渡しします
1回目に来たときと比べて、飼い主さんに飼育知識や正しいしつけの概念が身についたと実感して
頂けていれば嬉しいです。
また、パピークラスで築いた飼い主さんと動物病院のスタッフとの関係も、
今後ワンちゃんの健康管理をしていく上で大いに利用して頂けると嬉しいです
そして、病院に来たときにストレスを極度に感じずに診察を受けてもらえている姿を見られたら、
それ以上うれしいことはないですね。
幕張ビーンズ・ペットクリニック
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マナークラス始めました☆☆☆
こんにちは
勤務医の鈴木です。
まずは、とても心の温まるニュースをご報告します
先日、副院長が無事に女の子をご出産されました
院長、副院長、本当におめでとうございます
本日、副院長が赤ちゃんを連れて病院まで足を運んでくださり、スタッフも元気なお二人の姿が
見られて安心しました
ご家族のメンバーも増え、益々ビーンズペットクリニックもにぎやかになっていきますね。
楽しみです☆
さて、今回はパピークラス最終回のご説明の前に、成犬用の「マナークラス」を始めましたので
そちらのご案内をさせて頂きます
マナークラスとは、大人のワンちゃんのための「しつけの改善」や、
パピークラスに参加したワンちゃんがその後、日常生活を送る上で必要な「マナーを学ぶ」ことを
目的とした教室です
皆さんはワンちゃんの以下のようなことで困ったことはありませんか???
□ 病院に来るのを毎回凄く嫌がり、極度に震えたり興奮して咬んだりする。
□ 怖がって散歩に行きたがらない。
□ 小さな物音やインターホンの音に対して「ワンワン」吠える。
□ 散歩中、他の犬に合うと吠えたり、うなったり、ひっぱったりする。
□ お家で爪切りをさせてくれない。
□ 散歩帰りに足を拭かせてくれない。
□ 顔周りを触ると怒る。
□ 無駄吠えが多く近所迷惑になっていないか心配。
□ 散歩中に拾い食いをする。
□ 日常生活でのストレスを減らしてあげたい。
□ くわえている物を取ろうとすると咬む。
□ 家族のうち、特定の人にのみになついていて、他の人の言うことを聞かない。
□ トイレのしつけが上手くいかずに未だにお漏らしやマーキングをする。
このような行動は、オーナーさんがワンちゃんの行動をコントロールするコツをつかめば、
意外とすんなり解決する場合があります
そのコツをお教えするクラスがマナー教室です
マナークラスも、パピークラス同様昨年の入社時から準備しており、
私自身はオーナーさんとワンちゃんの関係をより良いものにするお手伝いが出来ればと
思っています
コンセプトとしては、毎日の生活の中で「必要だけど大嫌いなもの」を少しでも、「嫌いだけど、許せる」状態にしてあげ、ワンちゃんのストレスを大幅に軽減するというものです
ワンちゃんが扱いやすくなることで、飼い主さんの負担も減り、お互いの日常生活をより良いものに
できるのです
多くの飼い主さんが、「しつけ」し直すには、年齢的に難しいと思っていらっしゃいますが、
このプログラムは年齢に関係なく参加していただける内容になっています
パワフルで飼い主さんが行動をコントロールできないワンちゃん、極度の怖がりのワンちゃん、
他の犬に対して吠えてしまったり、物音に敏感なワンちゃんなどにおすすめです
ご興味のある方は是非ご相談ください
注意点として、攻撃性や分離不安などの問題行動は、
場合によって早い段階から行動学専門の獣医師への紹介が必要だということです。
そのため、まず診察時間内で「しつけ相談」を受けてから、「マナークラス」で改善できることなのか「専門医」への紹介が必要かを判断します。
プログラム適用と判断した場合は、飼い主さんが「ワンちゃんのどのような行動に困っているのか」を考慮したプログラムを考えていきたいと思います。
詳しくはお電話か受付にてお問い合わせ下さい
最後に、先週からパピークラスに参加してくれているお友達をご紹介します
とっても元気でフレンドリーな、プリンちゃんです
パピークラスを始めてまだ1週間ちょっとですが、少しずつ色々な事に慣れてくれているようです
すいません。院長の森本です。
最後に一言。
2月15日で開業5年目突入しましたが、多くの方々の支えのおかげだと日々実感しております。
スタッフ一同、向上心を忘れず、よりよい病院を目指しますので今後ともよろしくお願いいたします。
幕張ビーンズ・ペットクリニック
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子犬の「甘噛み・破壊行動」と「お耳掃除」について
こんにちは勤務医の鈴木です。
パピークラスのご説明も残すところあと2回です
第5回目は「甘噛み、破壊行動」と「お耳掃除」についてです。
当院に来院される飼い主さん方の中でも、幼少期の相談で一番多いのが甘噛みです
また、ソファーの端や靴などを子犬がかじってしまって、いたずらに困っているというご相談も
よくあります
これらは、成犬になると自然になくなると思っている方が多いのですが、実はしつけをしないと
治らない行動だということをしっていましたか
子犬が甘噛みしてくると、つい可愛くて手で遊びを誘導してしまったり・・・ということに心当たりのある方も多いのではないのでしょうか???
ところが、子犬と遊ぶとき「一番やってはいけない事」というのは、「人間の手にじゃれさせる事」
なのです
また、甘噛みは放置すると、将来人間を咬む犬に育ってしまう場合もあります
「耳掃除」については、垂れ耳のワンちゃんの飼主さんには必須項目です
ダックスなど、耳が垂れた形のワンちゃんは、耳道の換気が悪く耳の中の湿度が高くなることで、
細菌やカビが繁殖しやすくなります
すると、耳の中に炎症が起こり、茶色や黄色い耳垢が貯まります。
これが、ワンちゃんの「外耳炎」です
このような外耳炎は、垂れ耳のワンちゃんには頻繁に起こる病気で、治療にはご自宅でのお耳掃除が必要なこともあります
また、定期的にお耳のケアを行うことで予防できます
垂れ耳のワンちゃんばかりではなく、トイプードルの耳の中には毛が他の犬種よりも多く生えている
ため、日常的にお耳のケアが必要になってきます
耳掃除のやり方基本
1、まず耳洗浄液をお耳に入れて・・・
2、お耳の根元を揉んで・・・
3、最後にブルブルと耳を振らせます
後半の実技では、レクチャーで学んだ「お耳のケア」についての掃除のやり方や少しずつ慣らさせる方法をお教えします
他には、
・ 体温計で体温を計る練習
・ 目薬をさす練習
・ お薬を飲ます練習
などです。
最後に、皆さんにちょっとお得な情報です。
パピークラス全6回を受講終了のワンちゃん先着9名様に、ロイヤルカナンのドライフード1kgを
プレゼント致します。
幕張ビーンズ・ペットクリニック
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子犬の「トイレのしつけ」と「避妊・去勢手術」について
こんにちは。
節分はアッという間に過ぎ去り、ひな人形を飾る季節になりました
前回に引き続き、勤務医の鈴木が第4回目のパピークラス内容をお伝えします。
第4回目は、「トイレのしつけ」と「避妊・去勢手術」についてです
多くの飼い主さんが「トイレのしつけ」で悩まれているようですが、一番の失敗の原因は
「クレートトレーニング」がうまく出来ていないことだということをご存じでしたか
クレートトレーニングが出来ていれば、あとはやり方を知っていれば「トイレのしつけ」は意外と
簡単です
また、毎回レクチャーでは、「しつけ」に関する項目と「飼育管理」に関する項目から一つずつ、
情報をお伝えしていますが、今回の「飼育管理」の項目は「避妊・去勢手術」に関してです。
避妊・去勢手術の件は診察の中でもその都度ご説明差し上げていますが、「メリット・デメリット」を
整理して頂き、より理解を深めて頂くためにパピークラスにも組み込みました
後半の実技では、4回目からいよいよ実用的な内容に入っていきます
3回目までに少しずつ「病院は嫌な場所ではない」と認識してもらったところで、
今度は必要なことに慣らしていくのです
実技の内容は、
・ 診察の際におさえられること(保定と呼びます)の練習
・ 散歩から帰った後に肢を拭く練習
・ ブラッシングの練習
・ バリカンの音に慣れる練習
などです。
また、病院のエリザベスカラーをお貸ししますので、お家ではエリザベスカラーを着ける練習をして
頂きます
ちなみに、エリザベスカラーとは写真のように首の周りに装着し、自分の体を舐められないようにするための道具で、避妊・去勢手術の後にも装着が必要になります。
写真のモデルになってくれたのは、看護師林さんの愛犬「華ちゃん」です
控え目な性格の美人さんです
クラスの中でも、「他の犬に対する社会化」として登場してくれるかもしれないですよ
最後に、院長と私が以前一緒に働いていたご夫婦が「南行徳」で動物病院を開業するので、
お知らせします
http://www.minagawa-pc.com/
「みながわペットクリニック」の皆川先生ご夫婦は、このビーンズペットクリニックでも
重要な手術の時はよくお手伝い頂きました。
お二人とも、とても明るく人柄もよく、獣医師としても信頼のある先生です。
今週の土日に内覧会もあるようなので、お近くの方は是非行ってみてください
幕張ビーンズ・ペットクリニック
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